ユニコーンアンテナはどんなアンテナ?施工手順の流れや特徴、注意点までを詳しく解説
普及率が高くコスパの良い八木式アンテナを第一世代とし、デザイン性を高めて天候の影響を受けにくくした第二世代が平面デザインアンテナと呼ばれています。
そして近年人気が高まってきている第三世代のテレビアンテナが、「ユニコーンアンテナ」と呼ばれるリスクが低いという特徴を持った種類です。
「ユニコーンアンテナってどんなアンテナ?」
「設置を依頼したけど、ちゃんと施工の流れを知っておきたい」
「住宅へユニコーンアンテナを設置する際の注意点とは?」
今回はこういった声にお応えし、ユニコーンアンテナについての基本的な情報説明から施工手順の流れ、その特徴や設置時の注意点を詳しく解説していきます。
ユニコーンアンテナを住宅に設置されている方、設置を検討されている方はこの記事を読んで住宅に最適なアンテナ選びを行ってください。
ユニコーンアンテナはどんな特徴を持っているのか
細身ですっきりとしたシルエットを持つポール型の形状をしており、高級感のある2色のカラーバリエーションを持っているのが「ユニコーンアンテナ」です。
ユニコーンアンテナは2017年に大手アンテナメーカーの「マスプロ」から誕生した最新型の地上デジタル放送用アンテナであり、設置後の住宅が直立したユニコーンに見えることからそう命名されました。
しかし販売開始から年数が経っていないため、まだ普及率は高いとは言えず、周辺に設置されている方も多くはないでしょう。
しかし性能や特徴をご紹介すれば「このアンテナを設置したいな」と思われる方も多いであろう、そんな魅力を持ったアンテナでもあります。
そんなユニコーンアンテナの特徴について、一つずつ紹介していきます。
【特徴①】住宅の外観を損なわないカラーと形状
ユニコーンアンテナは2018年のグッドデザイン賞を受賞した高いデザイン性を有した次世代型のテレビアンテナであり、そのカラーや形状にも特徴があります。
まずは前章でもご紹介したようにポール状のスリムな見た目をしており、高さ70cm×横14cm×幅12cmとコンパクトなサイズになっています。
その形状から目立たず、外壁や屋根上などに設置することができるでしょう。
もう一つの特徴として、ユニコーンアンテナのカラーは「ブラックブロンズ」と「ウォームホワイト」という2色を展開しており、住宅の基調となっている色に合わせて選ぶことができます。
暖かみがある白色、ブロンズを思わせる光沢のある黒色といった高級感のある2つのカラーと形状から、住宅の外観を損なわずに設置できることが近年人気の理由でしょう。
またそのユニコーンアンテナは360度どこから見ても光の反射を抑える材質で構成されており、無骨な仕組みなどの機械部分はポール内に収納されているため目に付きません。
「高級感のあるカラーとすっきりしたシルエットで住宅の外観をくずさない」ことはユニコーンアンテナの大きな特徴と言えます。
【特徴②】天候や鳥害の被害を受けにくく、人的被害のリスクが少ない
ユニコーンアンテナはそのポール型の形状から野鳥が止まり木として使うこともなく、強風や積雪があっても面積が小さいため影響を受けにくいです。
その面積の小ささからソーラーパネルに影を作らず設置できることが、新築住宅を購入された方から支持を得ている理由の一つと言えます。
また雨が降っても機械部分は内蔵されているため、サビなどで経年劣化が進行してしまうスピードが遅いことから長く使用することができるでしょう。
そして同じく形状から他アンテナと比べて重量が軽く、例え何かの拍子に倒壊してしまった場合も人的リスクや住宅への被害が軽く済む場合が多いです。
まさにユニコーンアンテナは「天候や鳥害の影響を受けにくく、人的被害も出にくい非常に低リスクなアンテナ」であるとご紹介できます。
ユニコーンアンテナの施工手順を解説
まずはどのアンテナにも共通して「アンテナの種類」「設置場所」を決定します。
この際には住宅が位置している地域の電波状況や、価格相場、遮蔽物の有無や方角などに注意して選定を行ってください。
ちなみにユニコーンアンテナの施工相場は33,000〜40,000円程度が一般的と言われており、平均的に少し高めな値段設定となっています。
3つの設置方法から選ぶ
①破風版設置
サイドベース金具という住宅の様々な場所に設置を可能にする金具を使用し、破風版という住宅の一部へ設置を行う形式です。
高所に設置することで受信をしやすくし、また屋根上と比べて風を分散することで接合部分に吹き付けてしまうことを防げます。
こちらがユニコーンアンテナの最も代表的な設置場所と言えるでしょう。
②屋根上設置
屋根上に設置することで受信感度を高め、八木式アンテナと同じように屋根馬・アンテナマスト・ステー(支線)を使用して設置と固定を行います。
こちらもユニコーンアンテナは説明したように天候や鳥害の影響を受けにくいため、八木式アンテナと比べてリスクが少なく屋根上に設置できるでしょう。
③スッキリポール設置
住宅用引込柱(スッキリポール)を使用した設置方法で、庭先で電線をまとめて綺麗に受け取ることができるのが特徴です。
スッキリポール自体に高さがあるので受信がしやすく、住宅に直接設置をしなくても良いため取り外しをしても住宅に影響を与えません。
これらの設置方法から選び、施工を終えたユニコーンアンテナを使用中にトラブルが生じなければ完了です。
ユニコーンアンテナの設置ならアンテナパンダまで
今回はユニコーンアンテナについてや、その特徴や設置の流れについて詳しく解説を行いました。
施工後のユニコーンアンテナはリスクが少ないとは言えど、設置自体にはいくつも注意すべきポイントが存在するため注意が必要です。
そのため確実な施工を行いたい場合は専門業者への依頼を行うことをおすすめします。
アンテナパンダでは365日24時間をフリーダイヤルやフォーム、LINEで受け付けているためお気軽にご相談が可能です。
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