アンテナ工事が高すぎる!?見積りがあがる理由や費用を抑えるコツをこっそり解説

アンテナ設置の施工には様々な口コミが存在します。

「見積りと実際の支払いが全く違った、後になって追加されてしまった」

「ネットで検索した相場より高額の支払いを求められた」

など不安になる声が寄せられていることもあり、そういった背景からアンテナのDIYを検討する人もいる程です。

しかし実はこういった声は不正に料金を上乗せする悪徳業者や、知らずの内に仲介手数料が発生する業者へ依頼をしている可能性があるのです。

今回は施工費が高くなってしまう原因や、安く確実に施工を依頼するために押さえておくべきポイントを分かりやすくご紹介します。

施工代を抑えたい方、どの業者へ依頼すれば良いかを迷っている方はこの記事を参考にアンテナ設置を進めてみてください。

一般的な費用・施工相場

まずは各アンテナの種類別にかかる費用の相場をご紹介します。

業者ごとにある程度の差はあれど、大きく費用が相場と違う場合は以降で紹介する悪徳業者や仲介手数料が発生している可能性があるので、注意してください。

八木式アンテナ

本体と施工費を合わせて16,000〜30,000円が相場で、比較的安く設置が可能です。

最も普及率の高いアンテナであるため、大量生産によってコストを抑えているのが安く販売されている理由でもあります。

デザインアンテナ

本体＋施工費用で20,000〜59,000円が相場と八木式アンテナと比べ、設置には多くの費用がかかってしまいます。

ユニコーンアンテナ

相場は本体＋施工費用で33,000〜40,000円ほどで、デザイン性を重視しているためこちらも少し費用が高額になっています。

室内アンテナ

一般の方でも最短5分での取り付けが可能なため、費用は本体価格のみで済むので相場は1,000〜6,000円と最も安いです。

パラボラアンテナ

パラボラアンテナのみの設置で20,000円、八木式アンテナとの併用設置で36,000円が相場になります。

施工費が高額になってしまう原因

想定や相場より高額になってしまう原因はいくつか考えられます。

一つ目は「依頼先と下請け業者間で仲介手数料が発生している」、二つ目は「悪徳業者へ依頼をしてしまっている」可能性です。

仲介手数料が上乗せされている

新築を購入した際にハウスメーカーからの提案で、オプションとして住宅へのテレビアンテナの設置を依頼した方もいるのではないでしょうか。

また家電量販店ではテレビや電子レンジなどと同じように、アンテナを販売している店舗も存在し、購入後そのまま施工まで依頼できるケースも存在します。

こういったハウスメーカーや家電量販店では、下請けの施工業者へ依頼を行う場合が殆どで両者の間で仲介手数料が発生してしまいます。

その際、発生した仲介手数料はお客様が依頼する料金に上乗せされているため、施工費用が高額になってしまうのです。

ハウスメーカーの施工は50,000～100,000円、家電量販店は40,000～70,000円が相場でありどのアンテナ相場と見比べても高額なのが分かります。

施工費用が高額である場合は、こうした仲介手数料が発生している可能性があるので依頼先の業者を確認してみてください。

悪徳業者に依頼してしまっている

全体のごくごく少数ですが、どの業界にも施工の際に高額な支払いを要求する悪徳業者が存在しています。

見積り時点では一般的な相場よりも安く記載されていたのに、いざして貰うと不要な部分まで施工をされたり、様々な追加費用がかかってしまったりする場合があります。

このようなケースは、運悪く悪徳業者に当たってしまっているかもしれません。

後から値段を吊り上げられてしまう

見積りを無料出してくれる施工業者は多いですが、基本的にはHPなどで記載されている施工費に出張費や細かい部品代を含んだ料金を提示しています。

この施工費が極端に安い業者は、こういった出張費・細かい部品代を含まずに後から値段を吊り上げる、詐欺的な行為をしている悪徳業者である可能性が考えられます。

施工まで済んでしまっていると払う以外の選択肢がなく、高額な料金を取られてしまったケースから冒頭のような口コミに繋がってしまいます。

こういったリスクを避けるためにも、複数社に見積りを出して貰う方法が確実と言えるでしょう。

予定にない範囲まで施工されてしまう

料金を不当に上乗せされてしまう可能性以外にも、見積り時点で想定していた施工以外のブースター追加設置など、予定にない範囲まで施工されてしまうケースも存在します。

事実としてアンテナの設置や修理は電話口に状況を聞くだけでは判断が付かず、実際の現場を見て追加の工事が必要となる可能性もあります。

しかしその場合、業者が依頼者の許可なく勝手に工事を行うことはありえません。

業者に説明を求めれば一体なぜその工事が必要なのか、しっかりと説明を行い許可を取ってから施工へと移っていきます。

説明がきちんとなされているかどうか、ここに悪徳業者を見分ける基準が存在します。

ほかにもHPなどへ寄せられた口コミ、施工実績の数から信頼できる施工業者かを見分けることができます。

施工費用を安く抑える方法

ご紹介した高額になってしまうケースを避け、公正に可能な限り安く施工費を抑える方法は存在しています。

・日頃から点検して故障を防ぐ

まずはランニングコストがかからないよう、定期的なメンテナンスをしてみましょう。

高所に設置されている場合もあり墜落の危険性もありますので、メンテナンスは個人で行わず専門業者へ依頼するのが安全です。

多少費用はかかってしまいますが、長く使用できる方が最終的に費用を抑えれるでしょう。

・故障しにくいアンテナに交換する

八木式アンテナなどは天候の影響を受けやすいため、形状から影響を受けにくいデザインアンテナやユニコーンアンテナ、室内のためそもそも影響を受けない室内アンテナなどへの取り換えを検討してみてください。

・専門業者にたのむと安くなる

専門業者は多くの施工経験で養われた知識・技術を用い、一日に複数件の施工を行うことで一件あたりの施工費用が安い場合が多いです。

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