テレビの後ろに窓があると見えづらい?窓と逆光の関係を詳しくご紹介
テレビの後ろに窓があると見えづらい?窓と逆光の関係をわかりやすくご紹介します
この記事を読むための時間:3分
「テレビを置きたい場所の後ろに窓があって逆光が気になる」「光が気になって見えづらい」…テレビの配置に関してこんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。実はテレビの配置には、窓との位置関係がとても重要な要素です。そこでこの記事では、逆光になりやすいテレビと窓との位置関係や日差しの角度についてわかりやすくご紹介します。
テレビが見えにくいのはどんな時?
テレビが見えにくい条件は、以下の2つ。
・逆光
・テレビを視聴している人に光が直接当たる
逆光は、背後の窓からの光が強くそちらに明るさが合ってしまい、画面が暗く見えにくくなってしまう状態のこと。人間の目はカメラと一緒で全体で露出を合わせようとするため、明るい窓を基準に目の絞りが絞られ、テレビが見えづらくなってしまうのです。また、意外と見落としがちなのが自分に直接当たる光。テレビを見ている最中に日光が顔に当たると、眩しさからテレビを見ることができません。
逆光になりやすい窓との位置関係
逆光になりやすいテレビと窓の位置関係は、窓の大きさや高さなどさまざまな要因が関係してくるので一概には言えませんが、テレビが南側に設置されており真後ろに窓がある場合、さほど大きな窓でなくても逆光で見えづらくなってしまいます。基本的に、テレビに対して直角となる位置の窓が来るようなレイアウトか、もしくは同じ壁面にあっても窓がテレビと被らず斜め上に来るようなレイアウトだと影響なくテレビを視聴することができます。
テレビと対面する位置の窓にも注意
逆光だけでなく、テレビと対面する位置の窓にも注意が必要です。この位置に窓があると、逆光になることはなくても、直接テレビ画面に光が飛び込んでくる時間帯が発生します。そのため、ある時間帯は画面に太陽光が反射して見えづらくなってしまいます。テレビと対面する壁面に窓がある場合は、窓と重ならない位置にテレビをずらしましょう。
日差しの角度との関係性
太陽の高度は季節や時間帯によって異なりますが、朝と夕方は太陽の高度が変わるスピードが速く、約15分で3度も変わります。逆光が発生してしまうレイアウトだったとしても、高さ30cm程度の小さめの窓であれば15分ほどで目線の高さを外れる計算になるので、この時間帯を避ければさほど困ることはないということになります。
窓の向きにもよりますが、テレビの上側に窓がある場合、床から2mの位置に高さ30cm程度の小さめの窓であればさほど問題なくテレビを見ることができます。また、テレビの左右に窓がある場合は、テレビの中心から120cmずつ離れた位置であれば影響が少ないでしょう。
カーテンを上手く使おう
部屋の構造上、レイアウトを工夫してもどうしても日光の影響を受けてしまう場合もありますよね。そんな時は、その時間帯だけカーテンやブラインドなどを利用することで見えづらさを軽減することができます。この場合、遮光機能が付いたカーテンならより効果的。遮光カーテンは暗くなるイメージがありますが、遮光級を調節したり明るめの色を選ぶなどの工夫をすればさほど気になりません。また、遮光カーテンには室温を保つ効果もあるので、エアコンを使用する時期の節電対策にも一役買ってくれますよ。
有効な対策でテレビを楽しんで
テレビと窓が同じ面にある場合、逆光によってテレビが見えづらい弊害を引き起こす場合があります。窓の大きさや高さにもよりますが、可能であればテレビの真後ろに窓が来るようなレイアウトは避けた方がいいでしょう。テレビと窓が直角になるようなレイアウトや、同じ壁面にあっても位置がずれていれば、日光の影響を感じることなく快適に視聴することができますよ。レイアウトだけでなくカーテンなども上手く利用して、お部屋に最適な対策でテレビを楽しんでくださいね。
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