テレビのサイズの決め方って?最適な視聴距離でテレビ時間を快適に
テレビサイズはどうやって決める?ポイントは視聴距離と部屋の広さ!
この記事を読むための時間:3分
新しくテレビを購入する際、意外と悩んでしまうのがサイズではないでしょうか。「お店で見た時はちょうどいいと思ったのに部屋では大きすぎた」…なんていう失敗をしないためにも、部屋の広さに合わせた最適なサイズの選び方を知ることが大切です。そこで今回は、テレビサイズの決め方についてわかりやすくご紹介します。
V型とインチは何が違うの?
テレビ売り場で目にする「V型」、「インチ」というサイズ。同じだと思っている方も多いかもしれませんが、「V型」はVisual Size(ヴィジュアルサイズ)の略で液晶部分の大きさを指します。一方「インチ」はテレビ画面全体の大きさ、つまりフレームに隠れている部分も含めた大きさのこと。ちなみに1インチは2.54cmで、テレビのサイズは対角線の長さを表しています。
最適な視聴距離を知ろう
テレビは迫力のある大型サイズについ惹かれてしまいますが、大きすぎてしまうと圧迫感を感じてしまったり目が疲れてしまったりということが起こります。最適なサイズを選ぶためには、最適な視聴距離を知ることが大切。視聴距離とは、テレビと見る人との距離のことで、この視聴距離と部屋の広さのバランスによってテレビサイズを決めるのが理想です。
フルHDと4Kの視聴距離
最適な視聴距離は、フルHDと4Kで異なります。フルHDの場合は、テレビ画面の高さの約3倍だと言われています。一方4Kテレビは画面の高さの約1.5倍。例えば40V型のテレビなら、画面の高さは約50cmなので、フルHDテレビであればおよそ1.5m離れたところで見るのが最適ということになります。テレビ台のいらない壁掛けタイプを選べば、大画面でも部屋を広く使うことができるので、視聴距離が十分にとれない場合は検討してみるといいですよ。
高さも考慮しよう
テレビは、距離感だけでなくどの高さから見るかも考慮する必要があります。テレビが、目線よりも少し低くなるくらいの高さに設置すると、首が疲れにくいと言われています。ソファに座る場合、テレビ台の高さは40~60cmくらいを目安に設置するのがおすすめ。
部屋の広さとの関係は?
テレビサイズを決める時は、設置する部屋の広さとの関係も大切。例えば一人暮らしの4.5畳~6畳くらいの広さの部屋であれば、確保できる視聴距離から逆算すると最適なテレビサイズは40V型くらいということになります。以下は、部屋の広さごとのおすすめのテレビサイズの目安。
・4.5畳(視聴距離0.8m):32〜43V型
・6畳(視聴距離0.9m):37〜49V型
・8畳(視聴距離1.0m):40〜55V型
・10畳(視聴距離1.2m):46〜65V型
迷ったときはサイズアップしよう
視聴距離を確保できるなら、現在のテレビよりもサイズアップするのがおすすめです。なぜなら最近のテレビは薄型化が進み、省スペースで設置できるデザインが増えているから。画面の広さは大きくなってもサイズはコンパクトなので、同じサイズでは物足りなさを感じることになるでしょう。また、以前よりも壁に寄せて設置することが可能なので、1サイズアップしても視聴距離を確保できる場合が多いです。迷ったときはサイズアップを検討しましょう。
部屋にぴったりのサイズでテレビ時間を快適に過ごそう
テレビの大きさは、視聴距離と部屋の広さとの兼ね合いで選ぶことが大切です。まずはテレビを設置する場所を決め、見る場所との距離からサイズを割り出しましょう。また、フルHDか4Kかによっても最適な視聴距離は異なるので、テレビのタイプをあらかじめ決めておくことも必要。4Kテレビに最適な視聴距離はフルHDテレビの約半分なので、部屋の広さに対して大きいサイズを希望する場合は4Kテレビの購入を検討してみるのも一つの方法です。
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