【アンテナの豆知識】ユニコーンアンテナとは?特徴やメリットとデメリットをご紹介します
「電波強度が良くておしゃれなテレビアンテナが欲しい!」
「ユニコーンアンテナって気になるけど他のアンテナと何が違うの?」
アンテナ設置でこのように感じたことはありませんか?
テレビアンテナは種類が増え、住宅の環境や自身のニーズに合わせやすくなりました。
中でもユニコーンアンテナは見た目がスタイリッシュで電波強度が強い製品であるため、近年注目を集めています。
今回は、ユニコーンアンテナの特徴やメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
ユニコーンアンテナとは
ユニコーンアンテナは、デザインアンテナの新しいバリエーションとして開発され2017年に市場販売が開始された地上デジタル放送用アンテナです。
設置の際にユニコーンの角に見えることから名づけられました。形状がポール型であるためポール型アンテナとも呼ばれています。
おしゃれな住宅の美観を損ねることがなく、新築住宅を中心に人気が高まっています。
ユニコーンアンテナの特徴
ユニコーンアンテナは八木式アンテナとデザインアンテナの良いところ取りのアンテナと呼ばれています。
特徴を以下にまとめました。参考にしてください。
特徴 | おしゃれな見た目で住宅密集地に適している |
電波の受信感度 | 中くらい |
素子数 | 20~26素子相当 |
設置場所 | ・壁面 ・屋根上 |
本体価格 | 6,000円〜12,000円 |
設置費用の相場 | 約30,000〜75,000円(アンテナ本体+周辺機器+高所作業費など含む) |
特徴①:外壁に馴染みやすい
ユニコーンアンテナはポール状をしており、反射の少ないマットな質感を採用しています。
360℃どこから見ても住宅の外壁に溶け込むデザインであるため、おしゃれな住宅にマッチします。
特徴②:住宅密集地にも適している
テレビアンテナは電波を正確にキャッチしなければ快適なテレビ視聴ができません。
しかし、ユニコーンアンテナは屋根上に設置できるため建物が密集している地域でも電波減衰が起こりにくく快適なテレビ視聴を手に入れることができます。
特徴③:風の影響を受けにくい
ユニコーンアンテナは直径14cmのポール状でシンプルな形をしています。そのため、風の影響を受けにくく強風に煽られても折れや曲がりの心配がありません。
特徴④:他のアンテナと同時設置可能
衛星放送用アンテナを屋根上に設置している場合、スペース確保が難しいケースがあります。
しかし、ユニコーンアンテナは1本のアンテナマストで他のアンテナと組み合わせて設置できるためスペースを確保する必要がありません。
特徴⑤:電波の受信強度が高い
最強の電波受信強度といわれる八木式アンテナと同様の20素子相当の電波を受信できます。
中・弱電界地域でも利用できるため、電波強度が弱い住宅に住んでおり、住宅の美観を大切にしたい方におすすめです。
特徴⑥:アンテナの色
ユニコーンアンテナは白と黒の2種類あります。屋根や外壁、サッシに合わせることができ、住宅にマッチした設置が可能です。
ユニコーンアンテナのメリットとデメリット
ユニコーンアンテナの設置を検討している方は、メリットとデメリットを知ることで自身のニーズに合っているか知ることができます。
購入してから合わなかったと後悔しないように、メリットとデメリットを理解しましょう。
メリット①:風や鳥害の影響を受けにくい
ユニコーンアンテナの特徴であるポール型は、平面ではないため風に煽られにくく、傾いたり倒れたりしにくいです。
また、鳥が止まりづらい形状であるため屋根が鳥の糞で汚れるという心配がありません。
メリット②太陽光パネルと相性が良い
屋根全体に太陽光パネルを設置している場合、アンテナの設置スペースの確保が難しくなります。
しかし、ユニコーンアンテナは破風板や屋根下の外壁に設置できるため高さを確保し設置場所に困ることもありません。
メリット③:住宅の外観にマッチする
ユニコーンアンテナはすっきりスマートな形状であり、白か黒で色が選べます。住宅の外観を損ねる心配が最小限で済むため、外観にこだわりたいと考える方におすすめです。
メリット④:電波の受信強度が強い
ユニコーンアンテナは高さを出して設置できるため、電波を受信しやすい特徴があります。
住宅が密集している地域でも電波減衰を起こさず電波をキャッチでき、快適なテレビ視聴が実現できます。
デメリット①:弱電界地域では使用が難しい
ユニコーンアンテナは電波を受信しやすいですが、八木式アンテナと比較すると電波を拾う力が弱いため弱電界地域には適さないケースがあります。そのため、中・強電界地域での使用がおすすめです。
デメリット②:高所作業が必要になる
屋根上設置が基本のユニコーンアンテナは設置が高所になります。
個人での設置は滑落などの危険が伴うためアンテナ専門業者に依頼し設置を行いましょう。
業者によっては高所作業費がかかるケースもあるため、見積もりの際に確認すると良いでしょう。
デメリット③:ブースターが必要になることがある
ユニコーンアンテナ設置後に電波感度が悪くテレビを安定して視聴できない場合は、ブースターを別途設置し電波を増幅させる必要があります。
ブースターが必要であるかは、電波調査をしなければ判断できません。
アンテナ専門業者に依頼し電波強度を調べてもらいましょう。
デメリット④:純和風建築にはマッチしにくい
スマートな見た目のユニコーンアンテナは、おしゃれな洋風建築に合わせやすいですが、純和風建築にはマッチしにくい見た目となります。日本の古き良きデザインを大切にしつつ快適なテレビ視聴を手に入れたい方はアンテナを屋根裏や室内に設置すると良いでしょう。
ユニコーンアンテナが向いている方
ユニコーンアンテナが向いている方は、以下の3つを参考にしましょう。
①戸建てで地上デジタル放送が視聴したい
住宅密集地に自宅がある場合では八木式アンテナやデザインアンテナの性能を十分に発揮できません。しかし、ユニコーンアンテナであれば受信強度が20〜26素子相当であるため、周囲の建築物の影響を受けずテレビ視聴を楽しめます。
②住宅の美観を損ねないアンテナが欲しい
住宅の美観を損ねず快適なテレビ視聴を楽しみたいと考えている方におすすめです。
白黒2種類のシンプルな色味で、360℃どこから見ても外観に溶け込みやすいデザインは、ユニコーンアンテナだけが持つ魅力といえます。
③屋根に太陽光パネルがある
テレビアンテナは太陽光パネルと同所に設置するのが難しいと言われています。
しかし、細身のデザインのユニコーンアンテナは太陽光パネルに影を作ることなく互いの性能を十分に発揮することができます。
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、ユニコーンアンテナの特徴やメリットとデメリットをご紹介しました。
電波の受信強度・見た目・他の機器との相性、どれをとっても他の地上デジタル放送用アンテナの中でも秀でています。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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