冬によくあるアンテナトラブル!雪が降るとテレビの映りが悪くなる謎を解説します!
テレビアンテナは、天候だけでなく気温の影響も受けやすい事をご存知ですか?
冬によくあるアンテナトラブルとして挙げられるのが、雪によるテレビの視聴不良です。
テレビを見ている最中に映像が乱れたら嫌ですよね…。
さらに寒さが厳しくなる前に、アンテナ周りの対策をしておきましょう。
今回は、雪が原因で起こる視聴不良の謎と今からできる対処法をご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
どうして雪が降るとテレビの映りが悪いの?
テレビを視聴するには、アンテナで受信した電波をケーブルを通してテレビに供給する必要があります。このアンテナからテレビを繋ぐケーブルは同軸ケーブルと呼ばれており、同軸ケーブルは気温の変化などで膨張や収縮する性質があります。
よって、雪が降るほど寒い日は気温が急激に低下し、収縮を起こし接触不良となりテレビ視聴に影響が出てしまいます。
収縮といっても、人の目で見えるほど極端に収縮するわけではありません。しかし、わずかな収縮は接触不良から受信レベルの低下が起き、後にテレビの映りに悪影響を及ぼします。
雪がテレビアンテナにもたらす影響
雪などの悪天候の日にテレビの映りが悪くなる原因として、アンテナレベルの低下が挙げられます。
アンテナに雪や雨などの水滴が付着すると、十分な電波を受信する力が損なわれ受信できる電波が弱くなる「電波減衰」が起こります。
電波減衰が起きると音声が乱れる「ブロックノイズ」が出たり、映像が途切れ画面が真っ暗になる「ブラックアウト」が発生し、テレビの機種によってはエラーコードが表示される為、テレビの故障と思う方が多いです。
雪がテレビ視聴に悪影響を及ぼす2つのトラブルをご紹介します。
以下のトラブルが起きたら、事前にできる対処法を試す事で症状は緩和されますよ!
トラブル①:電波障害でノイズが発生する
アンテナに雪が付着すると電波が弱まり電波障害を引き起こします。
テレビ視聴の途中でノイズが発生するため、テレビの音が聞き取りづらく、音が乱れてテレビ視聴を不快に感じることも。降雪量が多い場合は、翌日にそのまま凍結することも考えられ、雪がアンテナに付着したまま凍結するとテレビ電波が全く受信できなくなる事があります。
トラブル②:アンテナが変形する
アンテナが雪の重みに負け、変形する事でアンテナの方向が変わってしまう事があります。アンテナはデリケートな機器であるため、少しでもズレると正確に電波が受信できないのでテレビ視聴に大きな影響を与えます。
さらに注意したい雪の影響は屋根に積もった雪です。屋根上に積もった雪が配線に引っかかり、溶けて滑り落ちる際にそのまま引っ張られて配線が抜ける事があります。雪の重みによってアンテナに負荷が掛かると折れたり倒れたりする事があるので注意が必要です。
アンテナを雪から守る方法5選
雪による電波の受信不良は、あらかじめ対策を施す事でトラブルを回避できます。
以下を参考にできることから試してみてください。
①デザインアンテナを利用する
デザインアンテナは一般的な屋根上設置のアンテナとは異なり、壁面や屋根裏、室内に設置することが可能です。屋根上に設置しなくてもテレビ電波を受信する事が可能なので、天候の影響を受けることがありません。
また、デザインアンテナはコンパクトな形が特徴であり、小さいながらも強度があります。壁面に設置しても強風に負ける事がない為、悪天候に打ち勝つ最強のアンテナといえます。
デザインアンテナについて、弊社のブログで詳しく紹介しております。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
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②雪の影響を受けない場所にアンテナを設置する
雪の影響を受けない場所にアンテナを設置することで電波の受信不良を回避することができます。
軒下や室内、屋根裏などにアンテナを設置することで雪だけでなく雨や強風などの悪天候からアンテナを守ることができます。
ただし、屋根上以外にアンテナを設置すると建物の干渉を受け、電波を遮断する事があるのでブースターなどの電波を増幅させる機器を設置し、テレビ電波を安定させる必要があります。
③アンテナに撥水塗料を塗る
アンテナに撥水塗料を塗る事で雪などの水滴が付着しにくくなります。
ただし、雪や雨が頻発しない地域での使用は効果的ですが、豪雪地帯や降雨量が多い地域では撥水加工をしても効果が薄れる可能性があります。
④アンテナカバーを利用する
アンテナカバーを利用することで雪からアンテナを守る事ができるので、降雪対策としては有効です。
アンテナカバーは電波を遮断しない素材を使用しているので、受信電波が低減する事はありません。
ただし、吹雪などが起こりやすい地域での使用は効果が薄れてしまうので、お住まいの地域では効果が十分に発揮できるかよく検討してから導入してください。
⑤融雪アンテナを導入する
豪雪地帯のアンテナ雪対策として最も有効と言えるのが、ヒーターを内蔵している融雪アンテナの導入です。雪を溶かす事ができるので、アンテナに雪が積もる事がなくアンテナが雪の重みで負けることもありません。融雪アンテナは、アンテナが感知する温度で電源のオン/オフを自動で行うので、人の手で操作する手間が省けます。
アンテナに雪が積もっても自力で解決しないで!
雪がアンテナに積もり、テレビの映りに不具合が起きた時に自力で解決しようと考える方がいます。
慣れている方が行う場合はそれほど問題ではありませんが、アンテナの知識がない方や高所作業に不慣れな方が屋根に登り作業を行うのは非常に危険です。
勾配がある屋根は滑りやすく、特に雪は通常より足を取られやすい危険な状態なので、むやみに登って作業をする事は絶対にやらないでください。誤って落下した場合は命を落とす危険性が高くなります。
さまざまな施工経験があり、専門的知識を持つアンテナ専門業者に依頼することで安全性を確保できるだけでなく、アンテナの点検や補強作業を依頼する事ができます。
さらに、雪だけでなく雨や強風が起きた時の対処法や対策についてのアドバイスをもらうことができます。アンテナに不具合が発生した場合は、一人で悩み行動するのではなくプロの力を借りて解決する事が大切です。
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、雪が原因で起こる視聴不良の謎と今からできる対処法をご紹介しました。
これからますます寒さが厳しくなり、雪の降る季節に変わります。トラブルが起きてから対応するのではなく、できることをできるうちにすることで突然トラブルが発生する事態を避けることができます。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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