ケーブルテレビとテレビアンテナを比較!切り替えるならどっちがお得?
視聴するにあたってテレビアンテナを利用し、電波を受信するのが主流となっていますが、中にはケーブルテレビを利用している方もいます。
近年、テレビアンテナの多様性が影響しケーブルテレビからテレビアンテナに切り替える方が増えている傾向にありますが、みなさんはいかがでしょうか?
今回は、ケーブルテレビとテレビアンテナの違いや比較を解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
ケーブルテレビとは
地上デジタル放送放送、BS・CS放送などの番組を電柱に設置したケーブル線で一括配信するサービスです。
ケーブル線を建物内に直接引き、ケーブルを通してテレビ視聴をするため、アンテナやチューナーが必要ありません。
地上デジタル放送の難視聴地域の解消を目的として作られました。視聴番組が豊富であることが魅力ですが、月々の費用がかかります。
テレビアンテナとは
テレビアンテナは、地上デジタル放送を受信するための機器です。
アンテナは一般的に屋根上に取り付け、電波塔から発信された電波を受信しテレビに送ります。
テレビアンテナを使用すると、視聴者は無料で地上デジタル放送を受信できます。アンテナを取り付ける初期費用がかかり、その後は費用がかかりません。
ケーブルテレビの種類
ケーブルテレビは、各家庭に受信アンテナを設置する個別受信とアンテナを複数の家庭が使用する共同受信があります。詳しく分類すると、以下の4つです。
都市受信障害共聴施設
都市受信障害共聴施設は、主に都市部で普及しているものです。
ビルや送電線等の電柱で放送電波が遮断されたり、反射されて受信障害が発生している地域に障害対策として設置された共同の受信施設です。
自主放送型ケーブルテレビ施設
自主放送型ケーブルテレビ施設は、テレビの再送信だけでなく多数のチャンネル放送サービスや、地域の情報などの番組を制作し、自主放送を行うケーブルテレビです。
難視聴解消共聴施設
放送電波が山などに遮られ、受信した画質が低下している地域に対して、難視聴解消対策として設置された共同の受信施設です。
集合住宅・ビル共聴施設
マンション等やオフィスビルなどでテレビ放送を受信するため、共同アンテナを屋上に設置し、各部屋に放送電波を分配するために設置された共同の受信施設です。
テレビアンテナの種類
テレビアンテナは室内用と屋外用があります。近年、屋外用のテレビアンテナは種類が増えている傾向にあります。テレビアンテナは以下に分類されます。
室内アンテナ
室内アンテナは、コンパクトな形状をしており、貼り付け型や壁掛け型があります。個人での設置が可能です。屋外アンテナに比べて受信範囲が限られていましたが、近年は性能の良いものが増え受信範囲が広がりました。屋外アンテナより耐用年数は5年と短いです。
屋外アンテナ
屋外アンテナは、 主に屋根上に取り付けられるアンテナです。八木式アンテナ・デザインアンテナ・UHFアンテナと種類が豊富であり、いずれも強力な電波を受信することが可能です。デザインアンテナに関しては、屋根裏設置や壁付け設置もできるので、住宅の美観を損ねたくない方の利用率が増えています。
ケーブルテレビとテレビアンテナのメリット・デメリット
メリットとデメリットを把握することで、ケーブルテレビとテレビアンテナ、それぞれ切り替えを検討する際に失敗のない選択ができます。下記を参考にしてください。
ケーブルテレビ
ケーブルテレビの特徴として、テレビアンテナがなく電波が届きづらい地域でも、テレビが利用できます。
メリット
- 電波の弱い地域でも視聴可能
- 屋内配線なので外観を損ねない
- 天候の影響を受けない
- インターネットや固定電話と一緒に契約ができる
- 視聴できるチャンネル数が豊富(契約プランによる)
デメリット
- 毎月視聴料がかかる
- 回線が遅いことがある
- 解約時に違約金が発生することがある
- 申し込みから視聴まで時間がかかる
- 自然災害の影響で電柱が倒壊した場合、復旧に遅れが出る可能性が高い
テレビアンテナ
テレビアンテナの特徴として、一度設置すると10〜15年地上デジタル放送が無料で視聴できます。
メリット
- 一度アンテナを設置すれば費用がかからない
- 電話やインターネットの回線に縛られることがない
- アンテナの種類が豊富なので建物に合わせたアンテナ選びができる
- 自然災害が原因で故障した場合、火災保険が適用される
- 申し込みから試聴開始まで最短一日で視聴可能
デメリット
- 自然災害の影響を受けやすい
- 電波の弱い地域では電波を受信できない場合もある
- アンテナ設置する際に工事費用がかかる
- 屋根への設置だと美観を損ねる
ケーブルテレビからテレビアンテナへの切り替えの理由
ケーブルテレビからテレビアンテナに切り替える理由はさまざまですが、以下のような理由が一般的です。
電波環境が改善された
地上デジタル放送の視聴が困難であった地域が、東京スカイツリーの誕生で電波状況が大きく改善されました。各地域に電波の中継局が多くできたことから、地上デジタル放送が受信できない地域を探す方が難しいです。
遮蔽障害が懸念される地域でも、別の電波塔から受信することも可能になったので、電波受信の困難さが大幅に軽減されました。
費用の削減
ケーブルテレビは月額料金がかかりますが、テレビアンテナを使用すると地上デジタル放送を無料で受信できます。
アンテナ設置は初期費用が数十万円かかりますが、アンテナ設置以外の費用はかからないので長期的に使用する場合はアンテナが非常に得です。
ケーブルテレビの月々の費用とアンテナ設置の費用を比較すると、2年程の期間視聴するとトータルコストではアンテナの方がお得な計算になります。
地域の制限
ケーブルテレビは一部の地域でしか提供されていない場合があります。
視聴できるかは地域でサービスを提供しているケーブルテレビ事業者に問い合わせてください。テレビアンテナは電波受信ができる地域であればどこでも地上デジタル放送を受信できます。
デザインアンテナの登場
これまで、アンテナといえば屋根上に設置する魚の骨のような形をした八木式アンテナが主流でした。
しかし近年、デザイン性の高い住宅の需要が高まり、住宅の外観を損ねたくないという方が増えました。
さらに、自然災害が頻繁に起きている昨今、アンテナ被害に遭わないために壁付けや屋根裏設置が可能なデザインアンテナへの移行が注目されています。
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、ケーブルテレビとテレビアンテナの違いや比較を解説しました。
ケーブルテレビとテレビアンテナそれぞれを比較検討し、自身のライフスタイルに合ったものを選ぶことをおすすめします。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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