【アンテナの豆知識】パラボラアンテナやデザインアンテナなど個性的なテレビアンテナを紹介
テレビアンテナと一言でまとめても、そこに含まれるアンテナ機種には様々な種類が存在しており、一つ一つの機種に個性があります。
テレビアンテナに備わった性質や形状、対応しているテレビ放送などの違いもありますので、テレビアンテナを選ぶ際にはそれらを判断材料にして考えることをお勧めします。
そこで今回は個性的なテレビアンテナをいくつかご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
個性的なアンテナ機種:デザインアンテナとは
さまざまなテレビアンテナの中でもデザインアンテナは、その名のとおりデザイン性に優れたテレビアンテナになっています。
さて、このデザインアンテナの大きな特徴は二つです。
それは、
・デザイン性に優れた形状
・外壁に設置可能である
という点です。
どちらもテレビアンテナが建物の外観に及ぼす影響を軽減するためには効果的ですので、ここからはもう少し踏み込んで紹介していきましょう。
特徴①デザイン性に優れた形状
テレビアンテナにはテレビ塔や放送衛星などから送られてきた番組の電波を受信する役割があります。
そのため大抵のテレビアンテナは屋根上やベランダなどの屋外に設置されるのですが、それは家の外からテレビアンテナが丸見えになってしまうというリスクを孕んでいます。
「設置されたテレビアンテナが目立ち、建物の外観に影響を及ぼしてしまうのでは」と不安を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
その不安に対する解決法はいくつか存在しますが、デザインアンテナは縦長の箱状という八木式アンテナやパラボラアンテナなどとは異なる特徴的な形状をしています。
また、カラーバリエーションもいくつかありますので、そのスタイリッシュな形状も相まって建物の外観に大きな影響を与えることなくテレビアンテナとしての役目を果たしてくれることでしょう。
特徴②外壁にも設置可能
デザインアンテナは屋根上以外にも、例えば建物の外壁に設置することが可能なアンテナです。
そのため屋根上やベランダなどに設置されるテレビアンテナより設置場所の選択肢が増えるため、より目立ちにくい場所を探して設置することができます。
テレビアンテナと建物の外観の影響を重視される方にとっては非常にありがたいと言えるでしょう。
また、屋根上などに設置すると強風や鳥害によるアンテナの破損・倒壊に注意しなければいけませんが外壁に設置するとそのリスクの低減も見込めます。
デザインアンテナはこのようにデザインに重きを置いたアンテナですので、今後テレビアンテナの施工を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
ただしデザインアンテナには注意点も存在しますので、そちらもしっかりと把握することが大切です。
デザインアンテナの注意点
デザインアンテナを選ぶ際に気をつけておくべき点として、施工費用の高さが挙げられます。
国内トップクラスのシェアを誇る八木式アンテナと比較するとデザインアンテナは施工費用が高くなってしまう傾向にあります。
またデザインアンテナはその電波受信感度も低いため、もしもアンテナの設置場所が電波の弱い地域(弱電界地域)でなかった場合でも安定した電波受信に影響が出る可能性が考えられますので注意しましょう。
個性的なアンテナ機種:パラボラアンテナとは
テレビ放送の中には皆さんもよく知るであろう地上デジタル放送以外にも、衛星放送と呼ばれるものが存在します。
この衛星放送とは、文字通り上空にある人工衛星を利用して電波のやり取りを行っているテレビ放送です。
そしてこれら衛星放送を視聴するために必要なのが衛星放送用アンテナで、パラボラアンテナは現状唯一、この衛星放送用アンテナに該当するアンテナ機種になります。
特徴:白いお皿のような形状
パラボラアンテナの特徴の一つが、白い皿・お椀のような独特の形状です。
これは衛星放送を受信するのに優れた形状になっています。
パラボラアンテナはお椀型の反射器で電波を反射し、中心部分に集めて受信しやすいように設計されています。
・ディッシュ
・一次放射器
・コンバーター
主にこの三つのパーツでパラボラアンテナは構成されています。
ディッシュと呼ばれる放物曲面はキャッチした電波を反射させ、中心部分に付いた金属部分に集中させる役割を持ちます。
一次放射器では中心点に集まった電波を取り入れます。
コンバーターは放送衛星から送られてくる電波の周波数を変換する役割です。
こういった仕組みで、パラボラアンテナはテレビを視聴するために十分なレベルの電波を受信しているのです。
パラボラアンテナの注意点
パラボラアンテナの設置や利用を検討される方、すでに利用されているという方はぜひパラボラアンテナの注意点である「アンテナの向き」に気をつけてください。
パラボラアンテナは指向性アンテナに分類される機種ですが、これに該当するアンテナを利用する場合にはアンテナの向きが非常に重要となります。
それは指向性の影響で「ある特定の方向に対して強い電波受信感度を示す」のですが、「それ以外の方向に向きがズレてしまうと電波受信感度が低下してしまう恐れがある」からです。
テレビアンテナは屋根上やベランダなどの屋外に設置されることが多い関係上、アンテナのズレや破損の要因となる鳥害や強風・暴風への対策は済ませておくことをお勧めします。
テレビアンテナ選びでお悩みの方はアンテナパンダまで
今回はさまざまなテレビアンテナの中から個性的な機種を二つほどご紹介させていただきました。
テレビアンテナは私たちの娯楽や情報源であるテレビ放送を視聴するためには必ずと言っていいほど利用するものであり、もしも故障してしまってはテレビ番組の視聴にも少なからず影響を及ぼすことでしょう。
しかしテレビアンテナにはそれぞれ個性があり、それらはその機種の強みにもなります。
テレビアンテナを上手に利用するためにも、その機種が持つ個性と注意点を把握しておくとよいでしょう。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からの施工依頼などに対応しております。
もしも皆さんがテレビアンテナ選びで困った際にはアンテナパンダをご利用ください。
テレビアンテナの施工以外にも不具合のご相談など、アンテナパンダは皆さんの力になります。
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