【アンテナの豆知識】テレビアンテナを設置する時の注意点について

皆さんの中でも多くの方のご家庭にはテレビアンテナが設置されていることでしょう。

テレビアンテナは皆さんがテレビ番組を視聴するためには欠かすことのできない重要な機器であり、なるべく長い間大切に扱いたいものでもあります。

しかしテレビアンテナには設置するうえで注意すべき点がいくつか存在します。

そこで今回はテレビアンテナを設置する時に覚えておきたい注意点について解説していこうと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

テレビアンテナの役割とは

テレビアンテナの注意点について解説する前に、皆さんはテレビアンテナがそもそもどのような理由によって設置されているのかはご存じでしょうか。

「テレビ番組を視聴するため」という答えはたしかに合っているのですが、電波送信施設から送られてきた番組の電波を受信すると言った方がより正確ではあります。

特に「受信」という部分がテレビアンテナにおいては非常に重要になります。

実はテレビアンテナにはさまざまな機種が存在しており、用途や特徴などによっていくつかのカテゴリーに分類されます。

たとえば電波望遠鏡やレーダーなどでも利用されるパラボラアンテナはテレビアンテナとして役割を果たす際、衛星放送を受信する専用のアンテナとして分類されます。

他にも国内トップクラスのシェアを誇っている八木式アンテナはパラボラアンテナとは異なり地上デジタル放送用のテレビアンテナで、なおかつ素子(エレメント)と呼ばれるパラボラアンテナには存在しないパーツも取り付けられている点で違いがあります。

このようにテレビアンテナと一口に呼んでも、その機種ごとに特徴や用途、属するカテゴリーなどは大きく異なっています。

そのため皆さんがテレビアンテナを設置される際や買い替えを行う際には、なるべく用途や予算、設置場所などの条件に合ったアンテナ機種を選ぶことが重要なのです。

そして設置したテレビアンテナを長く使うためにも、テレビアンテナの注意点について少しでも知っておくことをお勧めします。

テレビアンテナを設置する時の注意点

テレビアンテナを無事に設置したとしても、その後に何かしらの不具合やトラブルによって役割を果たせないのはもったいないです。

そこでここからは、テレビアンテナを設置する時の注意点についていくつかご紹介していこうと思います。

注意点①設置場所

テレビアンテナを設置する際の注意点としてまず最初に紹介するのは、設置場所です。

皆さんはテレビアンテナが屋根上やベランダに設置されている光景を見たことがありますでしょうか。

実は屋根上やベランダなどが設置場所に選ばれているのには理由があるのです。

それは、周囲に電波を遮る障害物となる建物や樹木などが存在しにくいから、といものです。

テレビアンテナは電波塔やテレビ塔、宇宙空間の放送衛星などから送られてくる電波を受信しなければいけないのですが、その間に建物や樹木などが存在すると電波は障害物の影響を受けてしまいます。

結果としてテレビ画面に映る映像にノイズが走るなどの悪影響が現れるほか、場合によってはテレビ画面が映らないといった事態になるかもしれません。

そんなトラブルを回避するためにも、アンテナを設置する場所に屋根上やベランダなどが選ばれやすいのです。

もしも屋根上やベランダにアンテナを設置することが難しい場合には信頼できるアンテナ専門業者へ相談することをお勧めします。

注意点②アンテナの向き

次に紹介する注意点は、アンテナの向きです。

テレビアンテナにはさまざまな機種が存在しており、機種ごとに異なる特徴を持っているといった点は既に説明しました。

そんなテレビアンテナの中には、指向性アンテナという分類に属するアンテナがいくつか存在します。

この指向性アンテナは八木式アンテナやパラボラアンテナが該当するのですが、これらのアンテナは「特定の方向に対して強い電波受信感度を示す反面、それ以外の方向では著しく電波受信感度が低下してしまう」といった性質を持っています。

そのため指向性アンテナを設置される際にはアンテナが正しい方向を向いているかをチェックする必要があります。

もしもアンテナの方向がズレてしまうと、テレビ画面の映像が乱れるだけでなく画面が一切映らないといったトラブルに見舞われる可能性もあります。

こうならないためにはアンテナの向きがズレてしまっていないかを確認する、そもそもズレないように固定するなどの対策を行う必要があります。

もしもこれらの対策に不安がある方は一度お近くのアンテナ専門業者に相談してみると良いかもしれません。

注意点③鳥害や強風対策

先ほどご紹介したアンテナの方向ですが、それに関係するものとして鳥害および強風被害があります。

これらはどちらもテレビアンテナの方向がズレてしまう原因になるほか、場合によってはアンテナの破損や汚損だけでなく屋根などにも被害を及ぼす可能性がゼロではありません。

たとえば鳥害対策には結束バンドを利用した対策や害鳥撃退用の機器の設置が挙げられます。

また、強風対策の場合は支線アンカーと呼ばれる機器の利用や火災保険の加入なども選択肢の一つになります。

これらへの対策を行うことは万が一の事態を防ぐことにも繋がります。

もしもアンテナに関するトラブルや被害に関して不安があるという方は対策を検討してみてはいかがでしょうか。

テレビアンテナの相談・施工依頼はアンテナパンダへ

今回はテレビアンテナを設置する時の注意点についてご紹介させていただきました。

テレビアンテナは機種ごとに特徴やサイズ、価格帯などが異なります。

しかしアンテナを長持ちさせるためには予想される被害への対策を行い、注意点を把握しておくことがとても重要な共通点だと言えるでしょう。

もしもアンテナの設置やさまざまな被害への対策についてお悩みがあるという方はぜひ一度、弊社アンテナパンダまでお問い合わせください。

アンテナパンダではアンテナの施工を経験豊富なプロのスタッフが行うほか、24時間365日いつでもアンテナの施工依頼やご相談を受け付けています。

テレビアンテナの施工やご相談をお考えの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。

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