給湯器は適切なサイズを選ぶとお得!家族の人数に合った給湯器を選んで節約しよう!
物価高騰が続き、生活費を抑えようとする方が増加傾向にあります。
特に、電気・ガス・水道は必要不可欠であるため節約を意識しても大きな費用削減に繋がりにくいです…。
中でも、給湯器は電気・ガス・水道を使用し稼働するため、最も光熱費のかかる機器です。
しかし、家庭に合ったものを使用することでお得に感じる事ができますよ!
今回は、節約に繋がる給湯器の選び方をご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
給湯器は家族の人数に合ったサイズを選ぼう!
給湯器は、使用する号数によって光熱費に違いがあります。
号数とは
号数とは給湯能力のことであり、1分間に+ 25℃のお湯を何リットル作れるかを表します。
号数の選択はライフスタイルに合わせることが大切ですが、家族の人数も非常に重要です!
家族の人数で使用する湯量が異なるため、適切な号数を選ぶ事で光熱費の使いすぎを防ぐ事ができます。
[号数の種類]
- 16号給湯器→1人暮らし向け。入浴はシャワーのみで済ます方におすすめです。一度に複数箇所で使用しなければ湯量不足を感じません。
- 18・20号給湯器→2〜3人家族向け。浴槽によく浸かる方におすすめです。頻繁にお湯を使うことがなければお湯切れにはなりません。
- 24号→4人家族向け。浴室やキッチンで同時にお湯を使う機会が多い方におすすめです。
号数の決め手として家族人数の他に、冬に使うお湯の量も考慮すると良いでしょう。冬は気温の低下によりお湯を作ったり追い焚きしたりする回数が増えます。人数に合わせるだけでなく、冬でも十分な湯量を確保できる号数を選ぶ事がおすすめです。
節約が期待できる給湯器
家庭に合った給湯器の号数変更もおすすめですが、省エネ性に特化した給湯器を選ぶことも節約に繋がります。
現在お使いの給湯器と比較することで、より節約ができ、自身のニーズに合う機器を選ぶことで満足度は高くなりますよ!
以下の3つを参考にしてください。
エコキュート
エコキュートは電気をエネルギー源とする給湯器です。深夜電力を利用しお湯を作り、タンクで保温して貯めます。絶縁体や断熱材などを使用しているため効率よく水に熱を伝える事ができ、他の給湯器と比べて早くお湯を作ることができます。
あらかじめお湯を温めておく必要があるため使用できるまで待ち時間がありますが、一度に大量のお湯を使用することが可能です。
また、エコキュートは給湯専用であるためお湯を使用しない時は稼働しません。
余計なエネルギーを使わないため、電気代の節約に繋がります。
また、一部のエコキュートは太陽光パネルと連動し太陽光を利用してお湯を沸かすことができます。
エコジョーズ
エコジョーズはガスをエネルギー源とする給湯器です。排気熱を利用し少ないガス量でお湯を作ることが可能です。
燃焼時に発生する熱を再利用し、瞬間的にお湯を作るため余計なエネルギーを使わずガス代を節約できます。給湯器の使用頻度が多くなるほど熱の再利用が持続するため、ガス代を削減しながらお得にお湯を使えます。
エコフィール
エコフィールは、石油をエネルギー源とする給湯器です。エコジョーズと同じく、排気熱を再利用する事で従来の石油給湯器よりも効率良く少ない石油量でお湯を作る事ができます。
給湯器を交換する際の注意点
給湯器の号数の変更や省エネ給湯器を導入する場合は以下の点に注意しましょう。
住まいの環境や機器によっては導入が難しいため、失敗のない購入ができるように注意点を把握することが大切です。
注意点①:賃貸マンションなどでは号数アップが難しい
賃貸マンションなどでは、管理規約というものがあり給湯器の号数変更が禁止されている場合があります。管理会社やオーナーに相談せず給湯器を交換するとトラブルを生むきっかけとなるため、必ず管理会社やオーナーへ事前に確認しましょう。
注意点②:取付工事で追加費用がかかる可能性がある
給湯器をサイズアップして設置する場合は、通常の工事費用の他に配管交換工事の費用がかかる可能性があります。
号数によって使用している配管のサイズが異なるため、大幅な号数変更をすると配管のサイズを適正のものに変える必要があります。
稀に給湯器交換を個人で行う方がいますが、配管の交換は専門業者しかできないためご注意ください。
注意点③:省エネ給湯器は設置場所に制約がある
省エネ給湯器はサイズが大きいため、十分な設置スペースを確保する必要があります。
また、省エネ給湯器は稼働時にブーンという低い音がするため、フェンスや壁に囲まれた場所では音が増幅しやすいです。
騒音問題や健康被害、近隣トラブルとならないように周囲の状況を確認してから設置を検討しましょう。
さらに、お湯を冷まさず使用場所まで届けられるよう水回りまでの最短距離に設置する事が望ましいです。
追い焚き機能付き給湯器の場合は、浴室と給湯器の距離は最大15m以内というメーカー推奨のガイドラインがあります。距離が離れすぎているとエラーが出て使えない事があるため設置場所は非常に重要です。
どの給湯器が一番お得?
給湯器のエネルギー源としてどれが一番お得であるかは一概に言えません。
住まいの環境や自身のニーズに合わせることが一番の近道です。
自宅で太陽光パネルを導入している場合は、太陽光を電力として家全体に供給しているため給湯器にも使用することができます。自宅で発電した電力を使用する事で余分な電力消費を避ける事が可能となります。
ガス給湯器は給湯器の中でも最もコストが安いです。中でも都市ガスはガス料金が安いため、ガス給湯器をお得に使う事ができます。
さらに、ガス給湯器は種類が豊富であり自分好みの機能を選ぶ事ができ、お湯切れや給油の手間がありません。
都市ガスに対応していない地域では、プロパンガスを使用する方法もありますが一般的にプロパンガスは高いと思う方が多いです。なぜなら、プロパンガスは自由料金制であるため、プロパンガス会社が原価に対して高すぎる料金を設定したり、頻繁に値上げしたりする事が要因として挙げられます。
しかし、プロパンガスはガス会社の切り替えを行うことで料金を安くする事ができます。
給湯器のご相談などは給湯パンダまで
今回は、節約に繋がる給湯器の選び方をご紹介しました。
物価高騰の煽りを受けながら日々節約することは非常に大変です。身近なところから見直していくことで、トータルの節約に繋がる事ができます。自身の生活スタイルに合った機器であるかを見つめ直し、賢くお得に生活しましょう。
もしも給湯器に不具合が生じた場合には、個人で無理に対処しようとするよりも給湯器専門業者に相談するという選択肢を覚えておいてください。
弊社給湯パンダでは24時間365日いつでもお客様からの施工依頼などを受付けています。
また、給湯施工作業は経験豊富なプロのスタッフが行うので安心です。
給湯器などに関するご依頼の際はぜひ給湯パンダをご利用ください。