【給湯器の豆知識】給湯器に役立つ補償!火災保険は適用される?

給湯器に役立つ保証

生活に欠かせない給湯器、特にお風呂やキッチンで使う機会が多いですね。

毎日使うからこそ、トラブルの発生率は高くなります。

もしもの時に役立つ補償があったら安心して生活できますね!

今回は、給湯器トラブルで役立つ火災保険について解説します。

ぜひ、最後までご覧ください。

給湯器の火災保険とは

給湯器の火災保険は、給湯器が火災を起こした場合に修理や補償を行う保険のことです。

通常の火災保険に加入している場合でも、給湯器は特別に保険に含まれることはありません。

そのため、給湯器を含めるためには、別途給湯器の火災保険に加入する必要があります。

以下で解説します。

電気的機械的事故特約

電気的機械的事故特約とは、火災保険につけられる特約です。

火災保険加入時に、この特約を保険内容に含めることで、自然災害以外の原因で給湯器が故障した場合に保険適用対象になります。

電気的機械的事故特約の補償範囲は不測かつ突発的な事故による故障です。

給湯器の配線断裂など、電気系・機械系の故障が突然起こったときに修理費が補償される可能性があります。

火災保険に給湯器を含めるべき理由

給湯器の火災保険を含めるべき理由としては、給湯器は家庭内でよく使用される機器でありながら、火災の原因となることもあります。

給湯器はガスや電気を使用しており、トラブルや老朽化によって火災が発生する可能性があります。

そのため、万が一の事態に備えるためにも給湯器の火災保険は重要で、火災保険に入っていなければ、万が一火災が起きた場合一切保証がない状態になります。

新たな家財の購入だけでなく、火災後の後片付けにかかる費用は全額負担になってしまいますし、住宅ローンが残っていた場合、ローンの返済が続くのでその後の生活に大きな影響を及ぼします。

給湯器の火災保険の適用範囲

本来、火災保険は火災を対象とした保険ですが、火災だけでなく落雷等の自然災害による被害も対象とされています。

そのため、

困った女性

落雷の影響で給湯器が故障した

困った男性

台風による強風で飛んできた物が給湯器に当たり破損した

等のケースでは、火災保険の適用対象となる可能性が高いのです。

給湯器の火災保険の適用範囲は、火災によって給湯器が直接的に損傷を受けた場合に限定されます。

他の家屋の損害や人身事故などは別途の保険が必要となりますので、注意が必要です。

火災保険を使う際の注意点

ここまで、火災保険の電気的機械的事故特約と適用範囲について説明しました。

しかし、保険には免責事項が設けられており、場合によっては保険が使えないこともあります。

以下、2つの注意点をご確認ください。

注意点①:経年劣化による故障

経年劣化は火災保険の対象外です。

給湯器の耐用年数はおよそ10年前後。購入及び設置してから10年前後経過しているものが故障した場合、例え故障原因が台風や落雷であっても、経年劣化が故障原因であると判断されてしまい保険が適用されない可能性が高いです。

経年劣化以外の免責事項

  • 賃貸住宅の給湯器(契約者の所有物ではない)
  • 自宅以外、敷地以外にある給湯器(別荘や店舗など)
  • 自分で修理を試みて破損させた
  • 故障原因の特定ができない
  • 故障から3年以上が経過している
  • 施工不良による故障

施工不良は保険適用されませんが、工事をした業者の保証対象になる可能性があります。故障原因が施工不良であった場合は業者に確認してください。

注意点②:メーカーの保証と保険は同時に使えない

給湯器を購入した際に、メーカー保証がついていたら保険による保証は使えません。

保険を適用したいのであれば、以下の条件を満たす必要があります。

  • 経年劣化のタイミングより早い時期
  • メーカーの保証期間が過ぎている

保険やメーカーによって必要な条件に違いがありますので、しっかりと確認したいのであれば保、保険会社や給湯器を購入したメーカーに問い合わせしてください。

給湯器の火災保険の料金

給湯器の火災保険の料金は、保険会社や加入する保険の内容によって異なります。一般的には、給湯器の価値や年式、保険金額などが考慮されて保険料が設定されます。

保険料については、保険会社にお問い合わせいただくか、インターネットなどで一括見積もりを依頼することが可能です。

給湯器火災保険の申し込み方法

給湯器の火災保険に申し込む際には、いくつかの注意点があります。

まず、保険会社や保険の内容を比較検討し、自身の給湯器の状態やニーズに合った保険を選ぶことが重要です。

また、契約内容や免責事項、補償範囲などを十分に確認することも必要です。

申し込み手続きは、保険会社の指示に従い、必要な書類や情報を提供する形で行われますので、確認しておきましょう。

給湯器の火災保険の申し込み方法は、保険会社の公式ホームページやお近くの保険代理店を通じて行うことが一般的で、インターネットを利用してオンラインで申し込むことも可能です。

給湯器被害の火災保険申請方法

給湯器が自然災害等で被害を受けたとき、すぐに火災保険を使いたいですよね。

しかし、申請は何かと手続きが多くすぐに使いたいけど面倒に感じて後回しにしてしまいがちです。

申請方法の要点をまとめましたので参考までにご覧ください。

①被害状況の確認をする

給湯器の故障が確認されたら、安全確認後問題なければどのような故障が出ているか確認しましょう。故障箇所が目視で確認できた際には、

  • 故障箇所の写真
  • 故障の発生日時と原因

この2つを控えておくことで火災保険の受け取りがスムーズになります。

②業者に連絡する

業者とは、火災保険申請サポート業者のことです。

申請に必要な書類の提出や被害箇所の写真撮影、見積書の作成等を代わりにお手伝いしてくれる人です。

保険金の受け取りまでのあらゆる過程をスムーズに進めてくれます。

どの火災保険申請サポート業者に依頼すればいいか悩む場合は、加入している保険会社に問い合わせしてみましょう。

③業者による現地調査

現地調査を行うには火災保険申請サポート業者に依頼する必要があります。ここでしっかりと調査を行うことが大切です。

  • 火災保険申請可能であるか
  • 二次被害は発生していないか

上記2点の抜けや漏れのないように調査します。

申請対象となれば、調査後に見積書の作成等、申請に必要な書類の作成を進めます。

給湯器のご相談などは給湯パンダまで

今回は給湯器被害に適用される火災保険について解説しました。

家庭内において、使用率の高い給湯器はいつ何時トラブルに見舞われるかわかりません。もしもの時に備えるだけで、返ってくる補償は大きなものになります。

給湯器と取り付ける際は、火災保険の加入も視野に入れると良いでしょう。

もしも給湯器に不具合が生じた場合には、個人で無理に対処しようとするよりも給湯器専門業者に相談するという選択肢を覚えておいてください。

弊社給湯パンダでは24時間365日いつでもお客様からの施工依頼などを受付けています。

また、給湯施工作業は経験豊富なプロのスタッフが行うので安心です。

給湯器などに関するご依頼の際はぜひ給湯パンダをご利用ください。

参考情報: 修復ナビ