給湯器の888(88)エラーコードの意味
給湯器のリモコンに「88」または「888」と表示されると、故障ではないかと不安になる方も多いかもしれません。
しかし、この表示は故障を示すものではなく、長期間使用したことによる定期点検の推奨サインです。
お湯の使用には問題がなく、通常通りの運転が可能です。
これは、メーカーが定めた使用年数や稼働時間の基準に基づき、ユーザーに対して点検のタイミングを知らせるために設けられている機能です。
安全に給湯器を使用し続けるためにも、この表示を軽視せず、早めに点検を検討することが推奨されています。
この表示の意味(目的)は?
- 給湯器を長期間、安全に使用するための定期点検の促し
- 設計上の使用限度に達したことを知らせ、点検を受けるきっかけを提供
- 故障ではないが、内部部品の劣化や不具合の予兆がある可能性も
定期点検を受けることで、未然にトラブルを防ぎ、給湯器の寿命を延ばすことにもつながります。
表示が出るタイミングと仕組み
「888」または「88」の表示は、以下のような条件で点灯・点滅します。
発生タイミング | 内容 |
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使用開始から約10年経過 | 設計上の標準使用期間(設計標準使用期間)を超えたタイミング |
累積燃焼時間の基準に達した場合 | 使用頻度が高い場合は10年未満でも表示されることがある |
この仕組みは、2007年に改正された「特定保守製品制度(※2021年廃止)」に由来しており、以降も自主的な安全基準として主要メーカーで引き継がれています。
表示の違いと給湯器タイプ
表示されるコード | 主な給湯器タイプ | 表示の意味 |
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88 | 給湯専用タイプ | 点検時期のお知らせ |
888 | 風呂機能付きタイプ | 点検時期のお知らせ |
リモコンの仕様により表示桁数が異なりますが、いずれも「点検が必要な時期である」ことを示しています。
主な対象メーカーと対応製品
2008年以降に製造された以下のメーカー製の給湯器には、この点検表示機能が標準搭載されています。
いずれもガス給湯器・石油給湯器ともに対応しており、家庭用の機器では約10年で表示が出るように設定されています。
表示を放置するとどうなるか
「888(88)」表示はあくまで点検の推奨サインであり、直ちに故障することはありません。
しかし、長年使用してきた給湯器の内部では以下のようなリスクが高まっている可能性があります。
- 部品の経年劣化や摩耗
- 熱交換器の詰まりや汚れ
- 安全装置の機能低下
そのまま使用を続けると、突然お湯が出なくなったり、ガス漏れ・一酸化炭素中毒など重大事故につながるリスクもゼロではありません。
メーカーも「表示が出たら点検を受けてください」と公式に案内しており、安全の観点からも早めの対応が重要です。
給湯器のリモコン画面に「88」または「888」の数字が表示される場合は、給湯器からの点検時期のお知らせサインです。
故障や異常を示すエラーコードではないため、表示が出ていてもお湯は通常通り使えます。ただし、安全に給湯器を使い続けるためにメーカー推奨の点検を受けることが望ましいタイミングといえます。
給湯器の888(88)エラーコードの対処方法

888(88)コードが表示された場合の基本的な対処は、メーカー指定の点検を受けることです。
各メーカーではこの表示が出た際に有償の点検サービスを提供しており、その点検を受けることで内部の状態チェックと表示リセットが行われます。
点検を依頼する場合はメーカーの問い合わせ窓口に連絡し、点検の予約をする流れとなります。
点検後はメーカー側でエラー表示を正式に解除してくれるため、その後も安心して使用を続けられます。
以下にメーカー別の主なリセット(解除)手順の例を示します。実際には機種ごとに操作が異なる場合があるため、詳細は取扱説明書などで確認することをおすすめします。
メーカー | リセット方法(例) |
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リンナイ | リモコンの運転(切/入)スイッチを短時間で5回連続押す |
ノーリツ | 888表示中にリモコンの運転ボタンを短時間で5回オン・オフする |
パロマ | リモコン電源を入れ、給湯温度を最低に設定。温度設定の上下ボタンを同時押しし、表示を消す |
パーパス | 888点滅中に設定ボタンを押し、給湯温度ボタンと電源ボタンで表示を解除する |
これらの操作で表示が消えるとしても、部品が消耗している可能性は残ります。さらに、ガスの臭いがするなどの異常がある場合は直ちに使用を中止し、専門家による点検を受けることが大切です。
給湯器の888(88)エラーコードが表示された際のメーカー別問い合わせ先

給湯器に「888」や「88」の表示が出たときは、まず給湯器の製造メーカーへ連絡し、点検を依頼するのが基本的な流れです。主要メーカーの問い合わせ先は下表の通りです。取扱説明書や給湯器本体のラベルにも連絡先が記載されていることがあります。
メーカー | 問い合わせ先 |
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リンナイ | リンナイ保守点検コールセンター(0120-493-110など) |
ノーリツ | ノーリツコンタクトセンター(0120-911-026など) |
パロマ | パロマお客さまセンター(0120-193-860など) |
パーパス | パーパス点検受付センター(0120-323-884など) |
問い合わせ時には、給湯器の型番や設置年月日、設置場所などを伝えると案内がスムーズになります。賃貸物件の場合は、先に管理会社やオーナーに相談してからメーカーに依頼する必要がある場合もあります。
給湯器の888(88)エラーコードの点検費用について

888(88)表示に対してメーカーに点検を依頼する際は、基本的に有償となります。費用はメーカーや機種によって異なりますが、おおよそ1万円前後が目安です。この費用には出張費や作業料、消費税などが含まれます。以下はメーカー別の点検基本料金の一例です(家庭用給湯器の場合)。
- ノーリツ: 約8,800~11,000円(機種による)
- リンナイ: 約10,000~12,500円(機種による)
- パロマ: 約10,450円(一律目安)
- パーパス: 約7,000~8,300円(機種による)
あくまでも点検作業だけの料金のため、万一点検の結果として部品交換が必要となれば部品代や追加作業料が別途発生します。さらに、深夜や早朝の対応などでは追加料金がかかるケースもあるため、詳細は事前に確認しておくと安心です。
メーカー保証が適用される場合は無償になることもありますが、給湯器を10年ほど使用している状況では通常保証期間が過ぎています。販売店独自の延長保証に加入している場合は、保証内容に点検費用の負担が含まれるかどうかを確認するとよいでしょう。点検の結果、安全上問題があると判断されれば新品への交換を提案されるケースもあります。交換を検討する際、販売店によっては点検料を新規購入費用に充当できることもあるため、見積もりや説明をよく聞いてから依頼を決めることが重要です。
給湯器の平均寿命は?
ガス給湯器の平均寿命は約10年程度とされています。
これはメーカーが定める「設計標準使用期間」とも一致しており、10年を超えると内部部品の劣化が目立ち始め、トラブルのリスクが高まるためです。
もちろん個体差はあるため、10年未満で故障するケースもあれば、15年以上問題なく使える場合もあります。
ただし、10年を超えると部品の製造が終了していることが多く、故障時に修理が困難になる点は共通しています。
給湯器の寿命に関する目安
項目 | 内容 |
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平均寿命 | 約10年 |
長く持つケース | 15年以上使用できる場合もある |
故障リスクが高まる時期 | 使用開始から10年を経過したあたり |
修理対応の可否 | 部品の製造終了により、修理不可のケースが増える |
寿命のサインとして現れる症状
以下のような症状が現れた場合、888(88)の表示がなくても給湯器の寿命が近づいているサインと考えられます。
- 燃焼時に異音や異臭がする
- お湯の温度が安定しない
- 本体や配管から水漏れがある
- 点火しづらい、立ち消えが頻発する
表示が出た時の対応の考え方
状況 | 対応の目安 |
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表示が出ており、不具合もある | 早急な点検・交換の検討が必要 |
表示が出ているが、不具合はない | 計画的な買い替え準備を始めると安心 |
表示はないが上記の症状がある | 寿命の可能性が高く、交換の検討を |
給湯器の「寿命」は10年が一つの目安です。888(88)の表示は、点検の合図であると同時に、「そろそろ交換の時期かもしれない」というサインでもあります。
表示が出たら慌てる必要はありませんが、これを機に本体の状態を見直し、今後の交換計画を立てておくことで、急なトラブルにも落ち着いて対応できます。
給湯器の修理・交換はどこに依頼するのがいい?
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【ガス給湯器】主要エラーコード一覧表
ガス給湯器のエラーコードは、機器内部の異常や点検時期を知らせる大切なサインです。
下記の一覧表は、主要エラーコードについて、発生原因と詳細な対処・リセット方法を記載しています。 各コードの表示が長期間継続する場合は、速やかな点検を実施し、故障拡大を防ぐ対策が求められます。
エラーコード | エラー内容 | 対処・リセット方法 |
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12 | 途中失火:給湯中に火が消失 | ガス供給の安定を確認後、電源を一度オフにし再起動を試み、継続する場合は専門点検を。 |
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32 | 出湯サーミスタ異常:温度検知センサー不良 | 電源リセット後、センサーや配線の状態を確認。改善が見られない場合は点検依頼を。 |
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88 | 点検時期告知表示:定期点検の必要を示す | 使用年数に基づく法定点検を実施し、点検完了後にリセット操作を行う。 |
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90 | 燃焼ファンモータ異常:初期電流過大検知 | ファン内部の清掃や異物除去を実施し、電源リセット後の動作を確認。 |
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101 | 出力ダウン運転:給湯出力低下 | 給排気経路の詰まりや内部汚れの可能性を点検し、再起動を試みる。 |
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102 | 出力ダウン運転:同上 | 給排気状態を確認し、再起動後の出力低下が改善されるかを観察する。 |
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110 | 点火不良:点火装置の作動不全 | ガス栓と点火部の点検を行い、電源リセットで正常動作を確認する。 |
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111 | 給湯点火不良:点火時の異常発生 | ガス供給状況と点火装置の作動状態を確認し、再起動を試みる。 |
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121 | 給湯途中失火:給湯中の火消失 | ガス圧の不安定が原因の場合があるため、ガス供給状況をチェックし電源再起動を実施。 |
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122 | 給湯途中失火:同上 | 同様に、ガス供給の状態確認と電源再起動を行い、動作を観察する。 |
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140 | 過熱防止装置作動:内部温度上昇の検知 | 過熱原因の除去後、電源リセットを実施。通気口の詰まり等がないかも併せて確認する。 |
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200 | 内部異常:機器内部の総合的な不具合 | 電源を一度切り、内部異常の有無を確認。改善しない場合は専門技術者による詳細点検を。 |
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632 | 点火不良:点火プロセスに異常が発生 | ガス供給や点火装置の状態を再確認し、電源リセット後の再点火を試みる。 |
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710 | 点火不良:同上 | 同様に、ガス栓と点火装置のチェックを実施し、リセット操作後の動作を観察する。 |
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888(88) | 点検時期のお知らせ:使用年数経過の警告 | 定期点検実施後にリセット操作を行い、正常な運転状態への復帰を確認する。 |
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920 | 中和器寿命警告表示:中和器の耐用年数警告 | 使用継続は可能なものの、早期点検による部品交換を検討し、将来的な故障を未然に防ぐ。 |
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上記の一覧表は、各エラーの原因と対処方法を具体的に記載しており、エラー発生時の初動対応から点検・修理依頼までの手順が明確に示されています。
表示が解除されない場合は、速やかに専門技術者による点検を依頼することが安全運転確保に寄与します。
各エラー内容を正確に把握し、適切な対処を行うことで、機器の長期安定運用が実現されます。
給湯器 エラーコード【888(88)】についてのよくある質問
ここでは、給湯器のエラーコード888(88)に関して、お客様から寄せられることの多いご質問とその回答をまとめました。
Q1: 給湯器のエラーコード「888」(または「88」) は何を意味していますか?
A1: エラーコード「888」または「88」は、多くの場合、給湯器の使用期間が一定に達したことをお知らせする「点検時期お知らせ表示」です。
メーカーが設定した標準的な使用期間(一般的に約10年相当の運転時間)を経過すると表示され、安全にお使いいただくための点検時期が来たことをユーザーに伝えます。
必ずしも故障を意味するものではありませんが、見過ごさずに対応することが推奨されます。
Q2: エラー「888(88)」が表示されたら、給湯器はすぐに使えなくなりますか?
A2: いいえ、多くの場合、「点検時期お知らせ表示」ですので、エラーが表示されてもすぐにお湯が使えなくなるわけではありません。
ただし、稀に他の不具合と同時に表示されるケースや、点検を促すための初期症状として現れることもあります。
お湯の温度が不安定、異音がするなどの他の症状が併発している場合は、使用を控えて専門業者に相談しましょう。
Q3: 給湯器エラー「888(88)」の主な原因は何ですか?
A3: 最も一般的な原因は、給湯器内部の部品が経年劣化したことによる点検時期の到来です。
メーカーが製品の安全な使用と性能維持のために設定した、一定の運転時間や使用期間に達すると表示されるようになっています。
これにより、専門家による点検を受け、必要に応じて部品交換やメンテナンスを行うことを促しています。
Q4: 給湯器エラー「888(88)」は自分でリセットできますか? リセット方法は?
A4: 一時的にエラー表示をリセットする方法は機種によって存在します(例:電源プラグの抜き差し、リモコンの運転スイッチのOFF/ONなど)。
しかし、これはあくまで表示を一時的に消すだけで、根本的な原因である「点検時期の到来」や「部品の経年劣化」を解決するものではありません。
安全のため、リセット操作を試みる前に、必ず取扱説明書を確認し、基本的には専門業者による点検を受けることを強く推奨します。
点検を受けずにリセットを繰り返すと、重大な不具合を見逃す可能性があります。
Q5: エラー「888(88)」が表示された場合、どうすればいいですか? 正しい対処法は?
A5: 最も安全で確実な対処法は、ご使用の給湯器メーカー、または信頼できる給湯器専門業者に連絡し、点検を依頼することです。
専門の技術者が給湯器の状態を確認し、必要なメンテナンスや部品交換、あるいは給湯器本体の交換について適切なアドバイスをしてくれます。
「点検時期お知らせ表示」の場合、点検後に専門業者がエラー表示を正式に解除します。
Q6: エラー「888(88)」の点検や修理にはどれくらいの費用がかかりますか?
A6: 費用は点検内容、修理が必要な場合の部品代や作業費、業者によって異なります。
- 点検のみの場合: 一般的に数千円から1万数千円程度が目安ですが、出張費が含まれるかなども確認が必要です。
- 部品交換や修理が必要な場合: 交換する部品の種類や数、作業の難易度によって費用は大きく変動します。数万円以上かかることもあります。
- 給湯器本体の交換が必要な場合: 10万円以上の費用が一般的です。 事前に複数の業者に見積もりを依頼し、内容を比較検討することをおすすめします。
Q7: 給湯器エラー「888(88)」を放置するとどうなりますか?
A7: 「点検時期お知らせ表示」であるため、直ちに危険が伴うわけではありません。
しかし、長期間放置すると、経年劣化した部品が原因で以下のような問題が発生する可能性があります。
- 給湯効率の低下: ガス代や電気代が無駄に高くなる。
- 予期せぬ故障: ある日突然お湯が出なくなる、水漏れが発生する。
- 不完全燃焼などの安全上のリスク: 最悪の場合、事故につながる可能性もゼロではありません。 点検を受けることで、これらのリスクを未然に防ぐことができます。
Q8: エラーコード「888」と「88」は同じ意味ですか?違いはありますか?
A8: はい、基本的に同じ「点検時期お知らせ表示」を指します。
給湯器のリモコンの表示桁数やメーカーの仕様によって、「888」と3桁で表示される機種と、「88」と2桁で短縮して表示される機種があります。
どちらが表示された場合でも、対応方法は同様に「専門業者による点検」となります。
Q9: 点検の結果、給湯器の交換を勧められた場合、どうすれば良いですか?
A9: 使用年数や給湯器の状態によっては、修理よりも交換の方が長期的に見て経済的かつ安全な場合があります。
一般的に給湯器の寿命は10年~15年と言われています。
業者からの説明をよく聞き、修理費用と交換費用、今後の使用期間や保証などを総合的に比較検討しましょう。
複数の業者から見積もりを取るのも有効な手段です。
まとめ
「888」や「88」のエラーコードは、給湯器からの異常信号ではなく、点検の促しを目的としたお知らせです。
そのため、この表示が出たからといって急にお湯が出なくなるわけではありません。
ただし、長期間使用している機器であることは確かなので、表示を放置せずメーカー点検を受けることで安全性と快適さを保つことができます。
リセット操作で一時的に表示を消すことは可能ですが、根本的に解決するにはやはり専門家の点検や交換の検討が重要になります。
長年の使用で内部が劣化し、思わぬトラブルに発展する可能性も否定できないため、表示が出たら早めの点検依頼や交換を考えるようにしましょう。
給湯器 各エラーコード記事はこちら!