電気給湯器をお得に使いたい!電気代を抑えて給湯器をお得に使うポイントをご紹介!
近年、電気代が高騰しているため、できるだけ電気代を安くしたいと考える方も少なくないでしょう。
電気代を抑えることができれば、家計の負担軽減に繋がることができて嬉しいですよね。
実は、給湯器の電気代は工夫をすれば節約が可能なんです!
今回は、給湯器の電気代を抑えるポイントをご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
電気給湯器とは
電気給湯器とは、電気を利用し水を沸かしお湯を作る給湯器のことです。
ガスや灯油などを燃料としていないため、換気設備が不要でありガス漏れや二酸化炭素の排出がありません。安全性が高く環境に配慮されている製品です。
ガスの供給を受ける必要がないため、設置場所に制約が少なく、屋内や屋外で設置できます。
[電気給湯器の種類と仕組み]
- 電気給湯器→電気ヒーターを用いて水を沸かしお湯を作る仕組み。
- ヒートポンプ給湯器→空気を集めて圧縮し、加熱した熱を熱交換器で水に伝えてお湯を沸かす仕組み。
電気給湯器はエネルギーを効率的に利用することが可能です。水を沸かす際に発生する熱エネルギーを有効活用し、余分な熱エネルギーを排出しないため給湯時のエネルギー効率が高いです。
お湯の供給が安定しており、温度調整も簡単に行うことができるため快適にお湯が利用できます。
電気を消費する2つの電力
電気給湯器には電気を消費する2つの電力があります。
給湯時電力
給湯時電力とは、お湯を作る際に必要なセンサーやモーターなどを動かす時に発生する電気です。
給湯器の性能や設定温度、使用するお湯の量などにより変動がありますが毎日お風呂を沸かすと1ヶ月で約21円かかるといわれています。
電気を消費する流れとして以下の稼働が行われています。
[お湯を沸かす順序]
- ファンモーターが稼働しバーナーに空気を送る
- イグナイターが火花を発生させる
- ガス量制御弁が開き、ガスと空気を混ぜ合わせた気体がバーナーに送り込まれる
- 点火する
上記のように、給湯器はいくつかの内部部品が稼働することでお湯を作り出すため全てに電気代がかかります。
給湯器の消費電力は他の電化製品と比較すると高いといわれていますが、省エネ製の高い給湯器を選択したり給湯器の使用量を適切に管理したりすることでお得に利用可能です。
待機電力
給湯器における待機電力とは、お湯を使用していなくても電源をつけっぱなしにすることで発生する電気です。毎日お風呂を沸かすと1ヶ月約180円かかるといわれています。給湯器は、お湯を維持するために常に待機している必要があります。
そのため、完全に待機電力をゼロにすることは難しいです。使用しない時は電源を切ることで多少の節約効果が得られます。
電気給湯器の節約ポイント
給湯器の電気代を節約するには以下の3つのポイントに注目すると良いです。
ポイント①:給湯温度を見直す
設定した給湯温度が高い場合、必要とする電気量が大きくなります。
水からお湯になるまで時間がかかるだけでなく、お湯になるまで電気を消費し続けることで消費電力が増えます。給湯温度を下げることで水を温める時間が減少することで消費電力を抑えることが可能となります。
ポイント②:太陽光発電システムを導入する
電気代を節約する方法として、太陽光発電システムの導入もおすすめです。
太陽光発電システムは光エネルギーを電力に換え、家庭で消費したり電力会社に売電したりできます。
設置容量や天候によりますが、発電した電力で給湯器を稼働させることができるためランニングコストを0円にすることも可能です。
また、給湯器だけでなくテレビやエアコンなどの電力も賄うこともでき、家庭全体の電気代の節約も期待できます。
ポイント③:エコキュートに交換する
エコキュートは深夜電力を利用しお湯を作り、作ったお湯をタンクで保温して貯めます。
そのため、効率的な運転や省エネ性能が特徴であり、電気代の削減や環境への負荷軽減に貢献します。
あらかじめお湯を温めておく必要があるため使用するまで待ち時間がありますが、一度に大量のお湯を使用することが可能です。大容量のタンクを備えているため、家庭全体のお湯の需要をカバーすることができます。
一部のエコキュートは、太陽光パネルと連動し、太陽光エネルギーを利用してお湯を沸かすことが可能です。
節約効果を感じたい方はエコキュートがおすすめ!
節約効果を感じたい方は、省エネ性に特化したエコキュートがおすすめです。
エコキュートの特徴をご紹介します。
特徴①:電気料金が安くなる
エコキュートは、電気代が最も安い深夜電力を使用してお湯を作り溜めておくことで、いつでもお湯を出せる仕組みとなっています。
深夜電力は、一般的な電気料金プランではなく夜間の電気料金が安く設定されているプランです。従来の給湯器と比較すると、年間で約22,000円も安くなるといわれています。
特徴②:環境に優しい
エコキュートは大気中の熱と電気を使用するため、二酸化炭素の排出量を低減させることができます。
環境に配慮して生活を心がけたいという方にとって最適な機器といえます。
特徴③:インフラが停止してもお湯が使える
災害が起きて電気や水道などのインフラが停止しても、貯湯タンクにお湯が溜まっていれば、非常用水栓からお湯を取り出して使用できます。
特徴④:補助金の対象になる
エコキュートは給湯省エネ事業の対象となるため、買い替えの場合は補助金が10万円でます。
省エネ基準をクリアしたエコキュートについては、最大18万円の補助金が活用できるとされています。
対象となるエコキュートはパナソニック製の以下の製品です。
- Sシリーズ ウルトラ高圧フルオート/フルオート
- Sシリーズ HE-SU46LQS/HE-S46LQS
- Bシリーズ
- おひさまエコキュート
- JP、FP、C(23度モデル)シリーズ
- J、N、S、F、LS、Wシリーズ
Sシリーズのエコキュートは人気が高いため、希望する方は早めの交換がおすすめです。
補助金は2024年度3月末から始まりますが、今から交換工事をしても対象となります。
基本の補助金がは10万円とされていますが、機器によってはさらに追加で補助金が支給される場合があります。
エコキュートへの交換を希望する方は給湯省エネ事業の公式ホームページを確認すると良いでしょう。
給湯器のご相談などは給湯パンダまで
今回は、給湯器の電気代を抑えるポイントをご紹介しました。
物価高騰が止まらない現状で、できるだけ生活に関わる消費を減らそうと意識する方が増えています。
小さなことから節約に努めることで、後に大きな実を結び生活が豊かになることでしょう。
節約に特化した給湯器は、補助金が出るため有効的に活用することで性能の良い機器をお得に手にする事ができます。節約にも繋がるため良いこと尽くしといえるでしょう!
もしも給湯器に不具合が生じた場合には、個人で無理に対処しようとするよりも給湯器専門業者に相談するという選択肢を覚えておいてください。
弊社給湯パンダでは24時間365日いつでもお客様からの施工依頼などを受付けています。
また、給湯施工作業は経験豊富なプロのスタッフが行うので安心です。
給湯器などに関するご依頼の際はぜひ給湯パンダをご利用ください。