エラーコード:E209が出た時の対処法とは?BS・CS放送特有のトラブルも徹底解説!

テレビでBS・CS放送を視聴しようとした際に、画面に「エラーコード:E209」という表示が出て映らない場合があります。

E209は、BS・CS放送特有のトラブルで、主にアンテナや配線に関連した問題を示しているエラーコードです。

本記事ではエラーコードE209の意味や原因、そして自分でできる対処法について解説します。

また、BS・CS放送で起こりがちなその他のトラブルについても解説し、ケースごとの対処法を紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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監修者:伊藤 洵弥

監修者:伊藤 洵弥

アンテナパンダ(給湯パンダ株式会社)代表

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エラーコードE209とは

エラーコード「E209」とは、テレビのBS/110°CSデジタル放送用チューナーが検出するエラーの一つです。

地上デジタル放送ではなく、衛星放送(BS・CS)**を視聴する際に特有のコードです。

テレビ画面にE209が表示された場合、一般的には「衛星アンテナケーブルがショートしています」や「BSアンテナ線が短絡しています」といったメッセージが併せて表示されます。

このメッセージが示すように、E209は衛星アンテナへ接続するケーブル回路で異常(ショート)が発生していることを意味しており、適切に対処するには、原因ごとに適切な手順でアンテナの状態をチェックしなければなりません。

ここでは、エラーコードE209が発生した際に覚えておきたい、主な原因と対処方法について解説します。

E209エラーコードが発生する主な原因

E209が表示される直接の原因はアンテナ配線の短絡ですが、その背景にはいくつかの要因が考えられます。

代表的な原因事例は以下のとおりです。

  • アンテナ配線のショート:BS・CSアンテナとテレビを繋ぐ同軸ケーブルの接続部で、芯線と網線(シールド)が触れて短絡するケースです。接栓の不良やケーブルの損傷で起こります。
  • 周辺機器の不具合:アンテナ信号を分配する分配器や地デジとBS/CSを分ける分波器、さらには録画用レコーダーなどの機器が故障または接続ミスを起こすと、短絡の原因となる場合があります。
  • アンテナ本体(LNB)の故障:アンテナの先端にあるコンバーター部が落雷や経年劣化で破損し、内部短絡を起こしている可能性も稀にあります。
  • アンテナ電源設定の不備:テレビやチューナー側のBS・CSアンテナ電源設定が適切でないと、アンテナへの電源供給が止まりBSが映らなくなります。環境によっては電源トラブル時にE209エラーが表示されることもあります。

E209エラーコードの対処方法

E209エラーが発生した場合、あわてずに次の対処を順番に試してみましょう。

  1. 電源を切って接続を再確認:テレビやチューナーの電源を切り、アンテナケーブルの接続状態を確認します。テレビ裏や壁のアンテナ端子でケーブルが緩んでいないか、一度抜いてから奥までしっかり差し直してみましょう。
  2. ケーブルコネクタ部の点検:ケーブル両端のコネクタが緩んでいないか確認し、芯線や網線の状態もチェックします。異常があれば接栓を付け直すかケーブルを交換してください。
  3. 機器や分配器を外して試す:途中にレコーダーや分配器を接続している場合、それらを一旦外し、壁のアンテナ端子からテレビへ直接ケーブルをつないで映るか試します。直結で映るようなら外した機器の不具合が原因です。
  4. ンテナ電源設定を確認:テレビの設定メニューでBS・CSアンテナ電源の設定を確認します。自前アンテナなら「入(オン)」に、共同アンテナなら「切(オフ)」に設定してください。E209発生後に電源供給が停止した機種では、原因解消後にオンに戻す必要があります。
  5. アンテナやケーブルの外観確認:アンテナやケーブルに破損や緩みがないかも確認し、異常があれば修理・交換します。

以上の対処を行ってもE209エラーが解消しない場合、アンテナ配線の見えない部分で不具合が残っているか、アンテナ機器自体が故障している可能性があります。

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料金例

アンテナ名料金(税抜)最短設置日
八木式アンテナ設置16,000円最短当日
八木式アンテナ+BSCSアンテナ(4K8K対応)設置34,000円最短当日
平面デザインアンテナ設置20,000円最短当日
平面デザインアンテナ+BSCSアンテナ(4K8K対応)設置36,000円最短当日
BSCSアンテナ(4K8K対応)設置20,000円最短当日
地デジブースター設置8,000円最短当日
BCCSアンテナ(4K8K対応)混合ブースター設置11,000円最短当日
アンテナ撤去5,000円最短当日
既存アンテナの回収4,000円最短当日
UHFアンテナ方向調整工事5,000円~最短当日
アンテナ除去・処分(アンテナ工事のみ)5,000円~最短当日
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以下のようなアンテナ新設・交換・修理・移設に対するお悩みを、専門知識をもったプロがスピーディーに対応してくれます。

24時間365日WEB受付してくれる柔軟性に加え、 保証期間は業界最長の15年などのアフターフォローも充実しているため、緊急時でも安心して相談できるでしょう。最短3時間で駆けつけてくれるスピード感なので、安心です。

問い合わせ電話・問い合わせフォーム(web)
Web受付時間WEB受付24時間365日
電話受付時間9:00-20:00・通話無料
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保証期間15年
支払い方法現金・PayPay・クレジットカード

街角アンテナ工事相談所は、関東・東海・関西エリアをカバーしています。

【関東】東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
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街角アンテナ工事相談所の口コミ

実際に、街角アンテナ工事相談所に依頼した人の口コミを集めました。

  • インターネットで工事を頼むのは初めてで不安でしたが、息子が電話をしてくれました。実際に対応してくださった方は親切で、説明もとても分かりやすかったです。保険も適用でき、工事も問題なく進んだので満足しています。
  • ネットでテレビアンテナ業者を探して、何社かに電話をかけましたが、他の業者は連絡がなかったり、対応が3日後と言われたりしました。しかし、街角アンテナ工事相談所は当日にすぐ来てくれました。テレビが見られないのは初めてで、今夜は見たい番組も諦めていたのですが、おかげさまでその番組も無事に見ることができそうです。
  • ホームページがとても分かりやすく、電話対応も親切だったので、街角アンテナ工事相談所にお願いしました。アンテナ工事もすぐに取り掛かっていただき、テレビもすぐに見られるようになったので満足しています。作業のスピードも速く、対応も丁寧で安心しました。

※口コミ情報は公式サイト・提携サイト・Googleレビューからの引用です。

アンテナ110番

アンテナ110番は、24時間365日受付しているアンテナ修理・設置業者です。

日本全国に加盟店を持っているので、日本全国すぐに駆けつけることができるのが特徴で、保証年数も8年間と安心して依頼できるアンテナ業者といえるでしょう。

受付時間24時間365日
対応エリア日本全国
お問合せ方法・電話問い合わせ
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工事内容アンテナ新規設置工事・修理工事・撤去作業
見積無料
料金発生現地調査・見積もり確認後
支払い方法・現金
・クレジットカード
施工実績累計16万件以上の施工実績
保証期間8年間保証

アンテナ110番では、アンテナの新規設置・修理・撤去作業まで対応しています。 

見積り作成までは基本的に無料での対応のため、気軽に相談しやすいという特徴があります。

下記はアンテナ110番の料金表です。

アンテナ取付工事

16,500円~

八木式アンテナ
新規設置工事

16,500円〜

デザインアンテナ
新規設置工事

29,700円〜

デザインアンテナ+BSアンテナ
新規設置工事

32,800円〜

修理

8,800円~

ブースター交換

8,800円~

対処方法まとめ表

E209エラーに関連する主な原因と対策をまとめた表は以下のとおりです。

原因となりうる事象E209エラーに対する主な対処法
アンテナ配線のショート・断線ケーブル接続部を点検し、芯線と網線が接触していればコネクタを付け直す。ケーブルが傷んでいる場合は新しいものに交換する。
分配器・分波器・接続機器の不良分配器・分波器・録画機器などを一旦取り外し、テレビとアンテナを直結して症状が改善するか確認。不良機器が判明した場合は交換または正しく再接続する。
BSアンテナへの電源供給ミステレビ/チューナーの設定メニューでBS・CSアンテナ電源設定が正しいか確認。自前アンテナの場合は「入」に、共同アンテナ利用時は「切」にする。
アンテナ機器(LNB)の故障上記を試しても改善しない場合、アンテナ本体の不良が疑われる。自力での修理は難しいため、専門の業者に点検・交換を依頼する。

自分の状況に当てはまりそうな項目がないかチェックしてみてください。

BS・CS放送特有のその他のトラブルと対処法

エラーコードE209以外にも、BS・CS放送が映らなくなるケースはいくつか存在します。

ここでは、衛星放送特有の代表的なトラブル原因と対処法を解説します。

B-CASカードに関するエラー

BS・CS放送を見るためには、テレビやレコーダーにB-CASカードが正しく挿入されている必要があります。

B-CASカードが抜けていたり認識されていないと、BS・CSは視聴できません。

B-CASカードに不備があると、E100(カード未挿入)やE101(ICカード読み取り不可)といったエラーコードが表示されます。

対処法

テレビやレコーダーの電源を切り、B-CASカードが正しく差し込まれているか確認しましょう。

一度抜いて、カードのICチップ部分を乾いた布で優しく拭いてから差し直します。

カードがしっかり奥まで入るまで押し込んでセットし、電源を入れ直して再度BS放送を選局してください。

それでもエラーが解消しない場合は、カードの故障や契約情報の不整合が考えられるため、放送事業者へ問い合わせてみましょう。

有料放送の契約関連エラー

BS・CS放送には無料で視聴できるチャンネルのほか、有料契約が必要なチャンネルも多数あります。

契約していないチャンネルを選択した場合や、その時間帯に放送休止中のチャンネルだった場合、E203「現在放送されていません」やE205「視聴できません」などのエラーコードが表示されます。

対処法

エラーが出たチャンネルが視聴契約済みかどうか確認しましょう。

単に放送時間外の場合は時間をおいて再度確認します。

未契約チャンネルの場合、その番組を視聴したいのであれば放送局の案内に従って正式に契約を行う必要があります。

契約済みなのに視聴できない場合は、契約先のサポートに問い合わせて確認しましょう。

アンテナや受信環境の問題

地デジは映るのにBS・CSだけ映らない場合、アンテナや受信環境に原因があることが多いです。

エラーコードE202「信号が受信できません」は、アンテナからの電波が全く届いていない状態で表示されます。

考えられる原因はアンテナの方向ズレ、衛星方向の遮へい物、アンテナ設備(ブースターなど)の故障、配線の抜け・接続ミスなど様々です。

対処法

ベランダ設置のアンテナなら角度がずれていないか確認し、可能であれば微調整してみます。

アンテナの向きが少しズレただけでも映らなくなるため注意が必要です。

アンテナの向きに障害物(建物や木など)ができていないかも確認します。

また、室内外の配線や機器も点検しましょう。

テレビ背面でBSと地デジの接続先を取り違えていないか、屋外ブースターの電源が入っているかなどを確認します。

アンテナレベル(受信強度)が0の場合、アンテナ系統の不具合の可能性が高いです。

改善できなければ専門業者に調整を依頼しましょう。

悪天候による映像不良

衛星放送は天候の影響を受けやすく、大雨や大雪の際には急に映りが悪くなることがあります。

強い雨や雪が降ると電波が減衰し、E201「電波が弱くなっています」等のエラーが表示されたり、画面にブロックノイズが出てフリーズする場合も珍しくありません。

悪天候による映像不良は降雨減衰と呼ばれる現象で、BS・CS視聴にはつきもののトラブルです。

対処法

悪天候による映像不良は、天候の回復を待つしかありません。豪雨が収まれば自然と映像が戻ることが多いです。

長時間の降雪でアンテナに雪が積もった場合は、可能な範囲で雪下ろしをすると受信が改善します。

また、降雨減衰への備えとしてアンテナを大型のものに交換したり、ブースターで受信レベルを底上げするといった対策もあります。

集合住宅や配信サービス利用時の注意点

集合住宅では共同のBSアンテナ設備を利用しているため、異常時は自室だけでは対処できません。

他の部屋でも映らない場合は管理会社に対応を依頼しましょう。

また、ケーブルテレビや光回線経由の場合、契約によってテレビ内蔵のBSチューナーが使えないことがあります。

契約によってテレビ内蔵のBSチューナーが使えない場合は専用チューナーが必要なので契約先に確認してください。

エラーコード:E209に関するよくある質問

ここでは、エラーコード:E209に関するよくある質問をQ&A方式で解説します。

E209エラーが突然出たのですが、テレビの故障でしょうか?

いいえ、E209はテレビ本体の故障ではなく、アンテナ配線や接続機器のショートによって発生するエラーです。

まずは、アンテナケーブルや接続機器の状態を確認してください。

BSは映らないが、地デジは普通に映ります。これでもE209の原因になりますか?

はい、BS/CSと地デジではアンテナやケーブルの経路が異なるため、BS/CSだけ映らない場合でもE209の原因(配線ショート)が考えられます。

雨の日にだけE209が表示されます。天候の影響ですか?

雨天でアンテナや接続部に水が入り、内部でショートしている可能性があります。

防水処理の甘い場所や劣化した接栓に注意が必要です。

【要注意】10月に急増するテレビアンテナのトラブル!原因と対策
 

秋の行楽シーズン、そしてスポーツの日。過ごしやすい10月は、自宅でゆっくりテレビを楽しむ時間が増える時期でもあります。

しかし、この時期は夏の終わりから蓄積されたダメージが原因で、アンテナトラブルが急増するため注意が必要です。

突然「テレビが映らない」と慌てないために、10月特有の原因と対策を確認しておきましょう。

台風シーズンの名残と秋の強風によるアンテナのズレや破損

9月までに通過した台風のダメージは、アンテナに静かに蓄積されています。見た目に変化がなくても、固定部分の緩みや部品の劣化が進んでいるケースは少なくありません。そこに10月の「秋の台風」や、変わりやすい天気がもたらす強風が追い打ちをかけ、アンテナの向きがわずかにズレたり、部品が破損したりすることで、急な受信不良を引き起こすのです。

見落としがち!夏に生い茂った木の葉による電波の遮断

「夏の間は問題なく映っていたのに…」という場合、意外な原因が隠れているかもしれません。それは、夏に生い茂った自宅や近隣の木の葉です。特に、秋の長雨で葉が水分を含むと、電波を遮断しやすくなります。アンテナと電波塔の間に木々がある場合、これまで問題なくても、葉の成長によって受信レベルが低下している可能性があります。

冬が来る前に!自分でできる安全チェックと専門業者へ相談する目安は?

年末年始の特別番組が始まる前に、アンテナの状態を確認しておくと安心です。ただし、屋根の上など高所での自己判断は大変危険です。まずは室内で確認できることから始め、少しでも不安があれば専門業者へ相談しましょう。

以下のような症状は、アンテナからの重要なサインかもしれません。

10月に起こりやすい症状考えられる原因対処方法の目安
風が強い日や雨の日に映像が乱れるアンテナの向きのズレ、固定部分の緩み専門業者による方向の再調整、固定部の点検
特定のチャンネルだけ映りが悪い電波レベルの低下、木の葉などの障害物高性能アンテナへの交換やブースター設置の検討
E202エラーが頻繁に表示される部品の経年劣化、ケーブルの接触不良アンテナ本体や配線全体の詳細な点検・修理

これらのサインが見られたら、被害が大きくなる前に専門業者へ点検を依頼するのが賢明です。早めの対処が、結果的に修理費用を抑えることにも繋がります。

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